冬の寒さが本格化しつつある今、手洗いや食器などの洗い物など、水の冷たさは身に堪えます。
最も身近な他存在である体を労わるための温水を、地球に負荷をかけないように手に入れるには、太陽の恵みを利用するのが一番です。
今までもペットボトル、空缶、空瓶を利用して温水を作っていたのですが、何本も用意をしなくてはならず面倒です。
持ち家なら本格的な物に挑戦するのですが、賃貸ゆえに持ち運びに苦にならない大きさの太陽熱温水器を作成しました。
シンプルな構成
過去にコンポスト温水器など温水器を数回作成しましたが、中々上手くいきませんでした。
そこで、集熱缶を1本だけにした温水器を作成することにしました。
貯水タンクと接続するために底が平のアルミ缶に穴を開けて、ホース接続部品をはめ込んで締め付けた後、アルミ缶に接着しました(写真右)。
アルミ缶の塗装
スプレー塗装は手軽なのですが、有機溶剤の臭いが嫌で環境・身体に良くない事から考えてしまいます。
そこで、アクリル絵具での塗装を試してみました。
アクリル絵具はスプレーほど臭いは強くないので室内で塗る事が出来ます。
刷毛(筆)に水をつけすぎると薄くなり流れてしまいますので、水を全くかあまり浸けずに塗りました。
アクリルは乾くのが早いので、5分から30分ほど経過すれば重ね塗りが出来る良いです。
写真は3,4回重ね塗りをした状態ですが、まだ下が透けて見えてしまいます。
が、それなりに黒いのでOKにしました。
筆を洗った水は出来るだけ排水口に直に捨てれば良いようです。
しかし、環境面から言えば、紙で拭き取って燃えるゴミとして出した方が良いです。
パレットについた絵の具を
— えぴれふ (@onesixth_epilef) 2022年9月30日
①洗って水に流す
②紙で拭き取って燃えるゴミ
どっちがエコなの?ってことを調べてたら水道局の人が細かく教えてくれまして。
「圧ッッッッ倒的に②拭き取って捨てる、にして欲しいです。地球のために。」
だそうです。
アルミ缶の保温
アルミ缶を保温するために2Lのペットボトルでカバーを作り、裏にアルミシートを貼りました。
隙間を少なくするためにアルミ缶を入れる口を小さく切断したために、出し入れをしている内にアルミ缶が擦れてしまい、塗装が簡単に剥げてしまいました。
また、ペットボトルに細い部分があり、且つ丸型ではなく四角型であるためペットボトルに当たりやすく、塗装の剥げを促進しました。
貯水タンクと接続して温め実験
貯水タンクのコックと集熱アルミ缶をホースで接続して、貯水タンクに水を入れてコックからアルミ缶に水を流しました。
アルミ缶のホース接続部分から少し水漏れがしており、その影響からかタンクからアルミ缶への水の流れが悪く、ホースが水で満たされない状態です。
そのまま集熱実験を行いましたが、水の循環ができていないため熱移動が起こらず、タンクの水温は全然上がらずに失敗に終わりました。
やはり、水を扱うDIYは上手くいきません。
兎に角、水漏れを完全になくす事が難しいです。
もっと、単純な構造を考えなければ!
いやはや、またしても成功はお預けです。トホホ!
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。
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