果物の皮を搾りたいのですが、使用頻度がほとんどないので製品を購入する必要を感じません。
そこで「手持ちの物を利用して上手く絞ることが出来ないか?」と考えた結果、シリコーンシーラントを塗るためのコーキングガンを利用する事を思い付きました。
コーキングガンの押し出し機構(バイス・万力)を利用して、搾り器としました(飲料にするためではない)。
絞り器は、スチールのコーヒー缶を利用しました。
コーキングガンの先端の形を考慮して、缶の底に錐で穴を開けました。
シーラント容器を入れる筒より若干大きいのですが、入れる事が出来ます。
缶の上部はヤスリで削って蓋のように取り、そこに絞るための八朔の皮を入れました。
コーキングガンの押し出し部分は缶よりも小さいので、押し出す部分を広くする必要があります。
圧力を掛けるので固い素材でないと駄目で、木でも金属でも円形切り出し(工作)は面倒です。
「何か代用品はないか?」と探してみたら、カレー粉の缶の蓋が目に付きました。
僅かですが押し出し部分の円よりも大きいので、それを缶に入れてコーキングガンにセットします。
絞り穴がコーキングガンの淵で隠れないように位置を調整してから、後は、ハンドルを握って皮を搾っていきます。
コーキングガンに汁が零れてしまっていたので、ビニールなどを被せて零れないようにした方が良いと思いました。
使用後の搾り器の状態ですが、缶と蓋が思っていた以上に変形していて、スチール缶と言えども耐久性はあまりなかったようです。
何回使用できるのか?
利用頻度が高いものは質の良い製品を購入して長く使えば良いのですが、どうしても経済的な理由から安く、安く購入しようとする人が多いと思います。
私も葛藤の日々です。
そして100均などで安く購入して、暫くしてから使わなくなり、安かったので捨て易くなり、購入→廃棄の大量循環が発生しています。
その結果、生かして頂いている地球を壊しまくりながら、「SDGSで持続可能に」などと言葉だけで取り繕っています。
大量生産・大量消費という抜本を見直す必要があります。
人民の考えからひっくり返すのであるぞ。
物無くいたすのであるぞ。
物要るだけあれば良い世にいたすのぞ。
質良くなりますぞ。(P99)出典:大日月地神示「十八」2016年01月13日(P97)
今回のように、少しのアイデア、工夫と手間を掛ける(これが面倒で安易に購入してしまう)事で、資源を消費することなく目的を果たせます。
「ライフハック」「生活の知恵」などネットから様々な情報を得られますので、それらを参考にして少しでも安易な消費行動を減らしてくれればと思います。
そして、この記事が少しでもお役に立てればと思います。
また、DIYカテゴリーも参考にしていただければ幸いです。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。