23年11月に爆破させた後に12月に新しく購入したエコ作をわずか3カ月程で割ってしまったのですが、ある日、「エコ作が復活できないか?」と思ったので試しました。
機能を完全には戻せないのですが、アルミ缶よりも集熱力が高ければ利用価値がありますので、頑張ってチマチマと地味な復活作業を行いました。
さて、結果はいかに?!
復活作業
作業は単純で、粉々になったエコ作のガラス破片を別のガラス瓶に、UVレジンで貼り付けます。
行った事はありませんがステンドグラスの作成のように、割れたガラス片を出来るだけ隙間ができないように貼り付けていきます。
UVレジンは紫外線に当てるまでは固まらないのでゆっくり出来るのが利点ですが、接着できないのでポロポロと落ちてしまうのが欠点になります。
ある程度貼り付けたら太陽に当てて固めて、また、貼り付けて太陽に当てるという作業を何度も何度も…繰り返す地味な作業で、作業部屋とベランダの往復で良い運動になりました。
エコ作が直径5cmほどの小さい円形で貼り付ける瓶と湾曲度が違うので、隙間が出来てしまいます。
ですので、隙間が大きくなる破片はガラスカッターで小さく割ってから貼りました。
大きな破片を貼り終えたら、隙間に合う小さな破片を選んでパズルの様にはめ込んでいきました。
ガラス破片の貼り付けが終わったら、集熱のために隙間をアクリル絵具で黒く塗ります。
破片と瓶との隙間が大きい場所は、UVレジンにアクリル絵具を混ぜてパテのようにして埋めました。
UVレジンを固めるために太陽に5分~30分程当てないといけないのと、地味な作業の連続で、完成までには3日ほど掛かりました。
性能確認
水300mlを入れて、黒く塗ったアルミ缶と保温カバーなしで比較(24/04/04)
時間 | エコ作 | アルミ缶 |
---|---|---|
08:30 | 17.9 | 17.9 |
11:15 | 24.3 | 25.8 |
12:45 | 27.7 | 29.4 |
銅皮膜の熱伝導率に期待していたのですが、アルミ缶に負けてしまう結果となりました。
ガラスのエコ作をガラス瓶に貼り付けているため、2重ガラスの構成になり、熱が取られてしまうのが大きな要因だと思います。
また、ガラスとガラスの間に空気を含んでいるため水の蓄熱の妨げになっていると思います。
これらの懸念は持っていたのですが、その通りの結果となり、利用する事はないので再びゴミに戻ってしまいました。
残念、無念でござる。
ちなみに、保温カバーも作成しましたが、今の所出番はありません。
コの字型のディスプレイ台を半分に切断して四角形にして、プラ袋(ゴミ)を被せて作成しました。
この記事がお役に立てれば幸いです。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。
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