自然は最適解

自然は最適解

自然は常に最適な解を示してくれる。

【発酵食品】24年分の味噌作り。もちろん、麹も自作。

今年度分の味噌を作り始めました。

毎年、前年の年末に作成をしようと思うのですが、結局、いつも年明けに。

去年に麹作りに挑戦して成功したので、今年も自作の麹で味噌作りです。

少しずつステップアップです。

作成

今年は野田ホーローの容器に3回に分けて作成しました。

一回の作業は

麹を作成→出来た麹の量から乾燥大豆の量を逆算(麹÷1.53※)→塩の量を算出→作成

※1.53 は、マルカワみそ さんの中辛の計算結果から計算しています。

本当なら一氣に一回で行えば良いのですが、大きな鍋を持っていないので分割の作成にしています。

作り方に関しては、過去記事を参考にして下さい。

shizen-saitekikai-220101.hatenablog.com

一番の手間である「煮大豆を潰す」作業なんですが、一回目は保存容器の中で行い、洗い物を減らしました。

去年は瓶で潰していたのですが、今年はすりこ木でチマチマと潰しました。

一回目の味噌作り(24/01/13)

二回目(01/20)も、最初は保存容器の中で潰そうと思いましたが、別の鍋の中で潰しました。

使用した鍋が保存容器よりも大きかったので、潰しにくく前回よりも時間が掛かってしまいました。

一回目と同様に保存容器の中で潰しても良かったかもしれません。

三回目(02/07)は、「袋の中で、麺作りの様にすりこ木で潰す」方法を試しました。

袋に入れて、すりこ木で潰す

麺作りのようにすりこ木で伸ばしていくので、潰しの作業は楽です。

塩麹を混ぜるために別の容器に移すのですが、袋の中に潰した大豆が残ってしまいます。
また、袋を洗って使い回しする予定でしたので、大豆を移す時に腕などを汚してしまいました。

結局、思っていた以上に袋の中に大豆が残ってしまい、もったいないので袋を切って、大豆を掻き出しました。

作業が楽に進むと予想して行ったのですが、洗い物は増えるし、汚れが酷くなるしで、「しっちゃかめっちゃか、てんやわんや」の状態で、今までで最も失敗した方法でした。

今回で保存容器が一杯になったので、カビ防止のために去年作成した味噌を塗り、ラップを被せて、カビが生えることがないように祈りながら熟成待ちです。

おいしくな~れ!おいしくな~れ!おいしくな~れ!

この上に、カビ防止の味噌を塗って完成

カビ防止用の去年の味噌は、カビが発生することもなく、メイラード反応が進んで色も味噌っぽく、今までで一番上手くできと思っています。

去年の味噌

去年の味噌作りの経過の記事です。

shizen-saitekikai-220101.hatenablog.com

麹の作成について

麹を作成するのに保温を行う必要があり、ヨーグルティアを使用しています。

しかし、文明の利器に頼らない、昔ながらの方法での作成を一度試してみました。

温度が下げってきた時に麹をタオルで包み、それを紙製米袋に入れて、更に毛布で巻き、保温箱(自作)に入れました。

発酵により温度が上がると思っていたので、保温用のお湯を入れずに放置をしました。

翌日の朝に確認をしたら、非常に冷たくて全く発酵がされておらず、ヨーグルティアでの保温を開始しました。

「失敗するかな?」と思っていたのですが、無事に麹が作成できました。

この経験で、あまり神経質にならずに氣楽に作成すれば良いことが分かりました。

失敗しても死ぬ訳ではないので良いのですが、作り直しは面倒ですからね。

何事も経験です。また、少し成長できました。感謝!感謝!

大豆の煮汁の活用

大豆を煮た煮汁(冷えるとドロッとする)は、味噌汁に混ぜて頂きました。

そのまま捨てると環境汚染に繋がりますが、有効活用です。

大豆の煮汁

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。

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