寝汗をかいたので布団カバーを洗濯するために取り外したところ、敷布団に大きな裂け目を発見。
布団の上中下に分かれて大きな裂け目があり、裏表両面で同じような箇所に出来ていました。
中綿を縫い付けている箇所ではなく、その下の布が横に裂けています。
シャツの小さな穴を塞ぐレベルで「ひーこら」言っている裁縫が超苦手な自分にとっては、大大大問題です。
と言っても、次の選択肢があるだけです。
- 新しく買い替える
- 布団カバーをして、騙し騙し使用し続ける
- 裁縫で補修する
まだまだ使用できるので、選択肢1は論外です。
2は見ない事にしているだけで、事態は悪くなるだけで良くなる事は絶対にありません。
となると、必然的に3の「裁縫で補修」をするしかありません。
少し前に以前に補修したトランクスを再度補修し直したばかりでした。
また、シャツの小さな穴を見つけたので、途中でこの補修も行いました。
そして、一大プロジェクトの敷布団の補修と、正に裁縫の経験値を上げるための強化合宿のような期間になりました。
以前に補修したトランクスを再度補修
以前は、腰ゴムがビローンと伸びてしまったトランクスを、腰ゴムの両側部分を折って、腰回りを縮めるように縫いました。
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しかし、暫くしたら縫った糸が切れてしまったので、再度補修をし直す羽目に。
今回は、以前に購入した”ウエスト周りなどを縮めるのに使用される前カン”を試す事にしました。
トランクスを履いて前の余っている部分を横に折りたたんで、金具を取り付ける位置を決めて、(引っ掛けられる方の)メス部品を横に縫い付けました。
次に前の余っている部分を折りたたんで(引っ掛ける方の)オス部品を縫い付けて、完了です。
縫い付けの下手糞さが分かるように、裏側の画像も載せときます。
使用感は、嵌めこみに少し余裕があるため、嵌めやすいですが外れやすくもあります。
外れれば嵌めるだけです。
まだまだ使う事ができます。
シャツの小さな穴の補修
シャツの色々な箇所に小さな穴が開いていました。
襟首ですが、100均で購入したアイロンで圧着する布を使って以前に補修しましたが、簡単に取れてしまいました。
今回は補強も兼ねて二つ穴の長さの当て布をして縫い付けました。
他の小さな穴は、糸で塞ぐ方法を試してみました(下の画像以外にもあり)。
左上は初めて行った箇所です。
右下の方は*マーク状に縫ってみましたが、どちらも下手糞です。
遠目で見れば目立たないでしょう。
破れやすい生地のようなので、これからも穴が開くと思われます。
立ちはだかるラスボス!敷布団
綺麗に横一文字に裂けたりしています。
簡単な縫い合わせを含めて、敷布団の表裏合わせて計6箇所行いました。
最初は極力手を抜きたかったので、ただ布を縫っただけです。
しかし、これでは当て布がほつれてしまうので、面倒ですが当て布の端を折り込んで縫う様に変更しました。
また、返し縫い(実際はもどき)にして強度を高める事にしました。
出来るだけ糸の幅を同じように丁寧に行ったので、僅かですが仕上がりが綺麗になってきました。
一番大きな破れ箇所は、写真下側の長い箇所を縫っていたのですが、途中で元の布から外れて縫っていたので、所々で軌道修正しています。
更に、途中ですぐ上も破れている事に氣付き、当て布が足りないので更に追加して縫い合わせています。
ちなみに当て布ですが、廃棄するロールアップスクリーンが布製だったので、それを利用しています。
それなりの充実感を得る
夏日の暑い日中に我慢しての作業を、2日間に渡って行いました。
重たい敷布団を膝の上に乗せての作業で暑苦しい上に、縫う方向に応じて布団の位置を入れ替えなければならず、非常に疲れました。
補修をする前は当然面倒な氣持ちなのですが、やり始めると作業に集中するようになり「今」だけを生きている没入状態になりました。
超苦手な裁縫の上に大がかりな補修となりましたが、やり終えた後は充実感を得ました!
経験値が上がったので少しだけ上手くなり、少し成長したようです。
しかし、暫く行わないと忘れてしまいそうですし、かと言って「もっと、裁縫やりた~い」と楽しむ境地までには達していないのが、悩みです。
兎に角、見栄えは悪いですが、補修をした分だけ少しでも長持ちすると思っています。
自分に「お疲れちゃ~ん」と労いの言葉を捧げます。
改めて思う、昔の人は凄い
主に高度成長時期以前の多くの人々は、これらの事を当たり前のように行い、出来ていたのですから凄いです。
現代の私達の多くは、文明の利器を使って容易に物を手に入れられる反面、自分では作る事が出来ません。
もし、石油などが使えなくなると、文明の利器が使用できなくなり、今の文明は機能しなくなります。
そんな薄氷の上に生活をしている事に氣付かなければなりません。
昔に戻ろうにも、
- 材料は何?
- 材料は、どのように作るの?
- 材料を作る場所は?
- 材料は上手く出来るの?
- 製品の作り方は?
など、???のオンパレードで立ち行かなくなると思います。
物質的な豊かさに囲まれた生活をしている。上等な家具とカーペットがある高級住宅に住み、メルセデスベンツの新車を持ち、十万円のスーツを着た生活をしている。
にもかかわらず、ウエティコ文化特有の貧しさのどん底で喘いでいる。
スピリットがない、時間がない、生活の安定が保障されていない、仲間によるサポートもない
彼の人生には、安定な土台というものがないのである。
おまけに、人生の意味といえば、収入のレベルを上げて、さらに物質的な喜びを高めることしかないように見える。
ネイティブアメリカンの友人が、いみじくも私に言ったものである。
「驚いたねえ。君たちは豊かだと思っていたけど、想像できないくらい貧しいのだね」(P189)出典:『ウエティコ 神の目を見よ』(トム・ハートマン 太陽出版 2001年10月)
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安易な買い直しは終える時期
「安易に買い直すのではなく、少しの手間をかけて使い倒す」ように、行動を変える時期です。
そうすれば、新たな資源の消費が抑えられるので、地球にダメージを与える事を避けられます。
また、自分で直す事によって「物に愛着が湧く」ようになり、より大切に使うように変わると思います。
一人一人の思いの投影が現世です。
どのような思いで生きるのかが問われています。
因果の仕組み、いずれ己に返って来るから、何選ぶか、大切ごとでありますぞ。
思いの選び方、言葉の選び方、行いの選び方、すべて日々問われておりますのじゃ。出典:大日月地神示「二十四」2016年02月22日(P139)
日本製を使う
前カンは100均で購入をしたのですが、100均に限らず割高になっても出来るだけ日本製を購入しています。
安いと言う理由だけで、外国(主に中国製)から資源を消費して輸入する事は、地球に大きな負担を負わせます。
それは、外部依存になりますから国として依存度を下げるためでもあります。
依存は主従関係が出来てしまい、自立度が下がります。
些細な事ですが、自分で出来る事を少しでも行っております。
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読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。