自然は最適解

自然は最適解

自然は常に最適な解を示してくれる。

『ハチドリのひとしずく』いま、私にできること。それを淡々と行うだけ!

『ハチドリのひとしずく』という、南アメリカの先住民に伝わる話をご存知でしょうか?

とても短い話ですが、無力感にさいなまれた時などに自分を鼓舞する後押しになると思います。

自分を成長させる助けとなるはずです。

森が燃えていました

森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました。

でもクリキンディという名の ハチドリだけは いったりきたり
くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます

動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います

クリキンディは こう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」

出典:ハチドリのひとしずく 辻 信一監修 光文社 (2005年11月)

良いことであれ悪い事であれ、すべては変化であり、変化は次の変化を生みます。

殆どの変化は直ぐには実感することができないのが、この三次元世界の特徴です。

そのため、クリキンディ以外の動物のように、傍観者になりやすいと思います。

また、せっかく行動をしても、変化の実感が得られないことから無力感にさいなまれ、傍観者に変わってしまう場合もあります。

誰でもこのような経験はあるのではないでしょうか?

当然、私も思い悩み、挫けそうになったり、挫けたりと現在進行形です。

この話は何時の間にか忘れていたのですが、急に"世界で最も貧しい大統領"と言われた「ホセ・ムヒカ元大統領」の事が頭に浮かび、ネットで色々と見ている内に再び巡り合いました。

そして、この話を読み返すことによって、やる氣を戻すことができました。

「悩むことは分かる。ただ、自分を信じて、出来ることを淡々とやりなさい。」と守護靈様や指導靈様のお導きによる応援メッセージに感じています。

靈意識に目覚めてから、このように「見護られている」と思うことが出来るようになり、人生に対する不安を少しずつですが和らげることができてきました。

とても嬉しく、ありがたい氣持ちでいっぱいです。

『ハチドリのひとしずく』、本当にいい話ですね!

この話を伝えてくださった南アメリカの先住民の方々。

そして、自然を愛し、畏敬の念を持って接していた靈性高き祖先の方々。

その教えを実践し私たちに届けてくれた辻氏を始め、関係者の方々に感謝いたします。

本のあとがきに、「モッタイナイ」の精神を広めるとともに日本人に再認識させてくれたワンガリ・マータイさんの言葉が載せられています。

この短いお話にすべてがいい尽くされていると思うの。
この惑星には大きな問題がいっぱいで、それを考えるだけで気が遠くなりそう。
自分にできることなんか何もない、と思いがち。
でもどんな困難の中でも私たちにできることはちゃんとある。
ひとりひとりがハチドリなの。
そんな自分を抱きしめてあげてほしい。

出典:ハチドリのひとしずく 辻 信一監修 光文社 (2005年11月) (P80)

皆さんも「ひとしずく」と言わず、いっぱいいっぱい落としましょう。
そして私たち自らが火をつけた環境破壊という大火災を消し止めましょう。

どんどん変わりますぞ。
変れますぞ。
変えてゆくのぞ。
良いか、そなたが変えて参るのぞ。
出来ることから進めなされよ。
皆々手を繋いで変えてみなされ。

出典:大日月地神示「四十三」2016年12月30日(P227)

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。

 

23年03月10日:追記・修正