自然は最適解

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自然は常に最適な解を示してくれる。

【生活の知恵】大災害の今こそ改めて考えるべき。生きるのに必要な水の大切さ!【災害】

人間が生きていくのに必要なもので、真っ先に挙がるのは「水」です。

食糧は最悪数週間食べなくても生きていけますが、「水」を飲まなければ数日ほどで死に至ります。

今回の能登半島地震でのライフラインの崩壊を目の当たりにした今こそ、国民全員が改めて「水」の大切さを考え直すべきだと思います(水だけではありませんが)。

地球で使える水の量

普段何気なく当たり前に使用している水ですが、生活に利用できる水(淡水)は、地球の水の僅か2.5%しかなく、その内約70%が氷や氷河で、他にも利用できない状態にあると言われています。

そのため、実際に利用できるのは、たった 0.01% しかないとの事。

それ程に少ない貴重な水なのですが、日本は自然に恵まれていて降水量も多く、水道が整備されていて、かつ、水道水をそのまま飲める数少ない国です。

水道の水をそのまま飲める国(日本を含む 11 カ国)、あるいはそのまま飲めるが注意が必要な国(29 カ国)は、世界の中ではわずかしかない(図7-1-7)。
我が国は、水道の水質が良く、水道水がそのまま飲める数少ない国の一つである。

出典:水資源:令和4年版 日本の水資源の現況 - 国土交通省

蛇口を捻るだけで水が出て使用できる事が当たり前であるため、その大切さを忘れている人が殆どではないでしょうか?

調理関係の節水

必要最低限の量で作成

例えば、お茶などの飲料水を水筒などで持参する場合に、水筒に水を入れて容量分のみの水で作成する。

こうすれば、節水だけでなくガスなどの光熱費の節約にもなります。

節水ではないですが「お湯などを沸かす時に、ヤカン等の水滴を拭く」と光熱費の節約になります。

ペットボトルシャワーの利用

ペットボトルのキャップに穴を開けて、シャワーの様にして使用します。

洗い物を変える度に洗う動作を止めるので、水道から直のシャワーに比べて節水になりますが、少し面倒なのが難点です。

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貯め水洗い

洗い物の中で大き目の食器に適量の水を貯めて、汚れの少ない小さな食器から順次洗って行きます。

普段の洗い物で言えば、一番大きい味噌汁の椀に水を貯めて、箸、スプーンや小皿(醤油受け等)→ご飯茶碗→最後に味噌汁の椀 という様に洗っています。

洗い流す水も容器で受け止め、次の洗い物に活用するのがポイントです。

重石の活用

ご飯を炊いた後の圧力鍋には、全体にデンプンの膜が出来てしまうので水を貯めて洗っています。

鍋が大きいので水を多く使用するのが悩みの種でしたが、閃きました。

出来るだけ圧力鍋の大きさに近い別の容器を鍋の中に入れて水位を上げることで、節水できました。

中に入れているアルミ鍋は、ほんの少し小さいだけでシンデレラフィットです。

中に入れる容器を洗う事はせず、廻りを拭き取っているだけです。

洗う容器(圧力鍋)よりほんの少し小さい容器(鍋)を入れる(中に重し)

結果、使用する水の量が減る

油は拭き取る

油をそのまま排水口に流してしまうと排水口の詰まりと汚染に繋がりますので、ボロ布などで拭き取ってから洗います。

ティッシュで拭き取る方もいるかと思いますが、「ゴミのために新たなゴミを発生させる」という環境破壊は止めましょう。

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昔の人は米糠で油を吸い取っていました。

細かく切ったクズ野菜などを乾燥させて使用するのも一つのアイデアです。

米糠やボロ布(木綿等)などの自然素材なら、コンポストに捨てられるのでゴミ削減にもなります。

昔の人は、身の周りにある自然素材の物を活用して自然に優しい生活をしていました。

風呂の残り湯の有効活用

水の有効利用や節水と言うと、「お風呂の残り湯を洗濯に使う」というのが第一に挙げる人が多いかと思います。

当然、私も以前から行っているのですが、後は掃除やプランターへの水やりに利用し、残り湯の多くを排水する事になります。

世界では水で苦労している地域の人々が多くいるのに、簡単に排水する事に罪悪感を抱きながら「もったいない」と感じていました。

そこで、もっと使い道はないかと考えて、少しずつ使い道を増やしました。

手洗い

まず、始めたのは手洗いへの利用です。

余り汚くない場合に、風呂の残り湯を洗面器で汲んで使用しています。

抵抗感を持つ人も居るかと思いますが、下痢などの体調不良の症状が出た事はありません。

人間には自然免疫力が備わっているので、よほど抵抗力が弱くなければ体調を崩す事はありません。

テレビ、新聞、本等のメディアによる恐怖洗脳により、過敏にさせられているのです。

メディアのスポンサー→メディアで恐怖を煽る→洗脳民が恐怖→対応策を伝授→スポンサーの商品を購入

そうです、マッチポンプに踊らされているのです。

手洗い→トイレの水

手洗い後の水が綺麗な場合は、手洗い後の水をさらにトイレの水に利用。

あまりに汚れている場合は、トイレやタンクを汚してしまうので使わないのですが、この方法で更に有効活用しています。

避難所などでの食器洗いの節水

避難所などで食事を用意し洗い物が発生した時に、節水する方法です。

被災者の経験による知恵です。

  1. バケツなどの大き目の容器を3個ほど用意します。なければ2個。
  2. まず、1番目の容器で大まかな汚れを落とし、2番目、3番目と順次洗う。
  3. 1番目が汚れてきて水を入れ替えたら、順番を繰り上げて、水を新しくした旧1番目を3番目(最後)にする。

因縁積み

水などの大切さをまざまざと見せられている今、生かしてくれている貴重な水を捨てる愚か者!

  • 貴重な資源の無駄使い
  • (ペットボトル入りの)水の購入という環境破壊
  • ゴミの投棄

と、これだけの因縁積みをしているのです。

苦しみから改心させられる前に、自ら氣づき、改心する事を願います。

水が入ったペットボトルのゴミ

足元拝めよ。
特にお土様、お水様拝めよ。

日々生かして下さっておる大切な神々様、拝んで暮らせよ。(P82)

出典:大日月地神示「十四」2016年01月09日(P76)

今の世は善の仮面被りた魔物の世であるから、見せかけだけの偽りの世であるから、先がないからみな苦しんでおるのじゃぞ。
まこと神の世に変えるから、みな腹括りなされ。
この国から顕すのであるから、この国の者まず改心いたして、獣、虫けら、草木に詫びねばならんぞ。
生かして下されとお土に手つけねばならぬぞ。
お水に頭つけねばならぬぞ。

良いな。(P20)

出典:大日月地神示「二」2014年10月22日(P19)

改心・改身

バックパッカーとして旅行をした経験から、お金に縛られない貧乏生活をするようになり、それを綴った本『ぼくは都会のロビンソン―ある「ビンボー主義者」の生活術』(久島 弘)。

その中で「へぇ~。さすがバックパッカー。発想が面白い」と感心したのが、「洗い物に使う水を減らすのに水をスプレーに入れて食器を洗う」という内容です。

2010年の本で、物質至上主義的な生活に対して警鐘を鳴らしていましたが、年月を経て更に大量生産・大量消費に陥いり依存度が増した今ではより深刻な問題です。

それを、今回の地震で見せつけられ、人々が改心して行動を改める事が求められていると思います。

モノが溢れる世界に身を置くと、いつの間にか感覚は鈍って麻痺する。
その最大の弊害は、「ないなら何とか工夫してやろう」という意識と知恵が、栄養過多で窒息死することだ。
しかし、「ない」にせよ「ある」にせよ、経験が片方の世界に限られると、その事実にすら気づかない。(中略)。
「ある」が与えてくれる悦びは、どこか受け身の匂いがする。
片や、「ない」から得られる楽しさには、ポジティブな力がこもっている。
どちらが欠けても、ヒトは不幸になる。「ない」から欲しい。
けれど、「欲しい!」と「必要」が、じつは別物であることも多い。(P26)

出典:『ぼくは都会のロビンソン』(久島 弘)

一面ではラクチンな都会生活も、じつは各々の職種や会社を鋳型にし、そこへ己のライフスタイルを押し込むことで成立しています。
食い扶持を社会のシステムに頼れば頼るほど、暮らしのイニシアチブをそちらにとられてしまうのは宿命です。(P233)

出典:『ぼくは都会のロビンソン』(久島 弘)

生活の知恵としてお役に立てれば幸いです。

イデアを共有して少しでも母なる地球に優しい生活を拡げていきましょう。

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。

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