自然は最適解

自然は最適解

自然は常に最適な解を示してくれる。

【令和6年(2024年)能登半島地震】我々は生きる基礎が出来ていない

晴天の中、素晴らしい初日の出を拝むことが出来、清々しい新年を迎える事ができました。

初日の出

しかし、16時10分に「令和6年(2024年)能登半島地震」の大災害が発生。

そして、翌2日にも「日本航空海上保安庁の航空機の衝突事故」と連日の災害。

お亡くなりなられた方々のご冥福と被災地の一日でも早い復興をお祈り申し上げます。

画像:日本気象協会

砂上の楼閣

スイッチ一つで明かりや火を手に入れられる生活を当たり前に思っていますが、これらはインフラが機能しているから利用できるだけです。

つまり、現代の私たちの生活はインフラという依存の上に成り立った生活です。

その依存度は都会度と比例し、都会になればなるほど依存度が高くなっていきます。

依存の上での生活のために土台は非常に脆いと言え、災害などにより一旦機能しなくなると生活が成り立たなくなります。

つまり、私たちは砂上の楼閣に住んでいると言えます。

火の起こし方、水の汲み方、食べ物も皆々、それぞれどこでも生きてゆけるよう、何事起きても対処できるよういたし下されよ。
都会は、不便じゃなあ。
今に都会、人消えるぞ。

みな土に(たてまつ)ろうぞ。
清水(きよみず)に喜び奉ろうぞ。
これ皆、例えではないぞ。
人と人との結び、しっかり練り直し下されよ。
金はもう要らんのであるぞ。
要る世はとうに過ぎておるのじゃから、いつまでも金にしがみついておっては、次の世では暮らせんぞ。(P129)

出典:日月地神示「な」巻 2006年10月05日(P128)

防災品も役に立たない場合がある

大災害の避難生活を免れた人々でも、電氣・ガスが復旧していない状態では「食べる」行為も難しいです。

コンロは使えないので、せっかく材料があっても料理が出来ません。

温めるなどのインスタント食品も電子レンジは使えません。

「アルコール消毒液が全くない」「レトルトご飯のパックは温める道具がないから余っている」。隊員らは住民の要望を手帳に書き取っていった。

出典:自衛隊、「ご用聞き隊」編成しニーズ集約… : 読売新聞(24/01/11)

カセットコンロを準備していても、ガス缶も何時かはなくなります。

後は缶詰だけが頼りですが、これも何時かは無くなります。

物流が復活していれば良いのですが、止まったままであれば手に入れる事が出来ません。

防災用具にしても身近な物で自力による作動が出来る物でない限り、依存している事に変わりありません。

キャンプのように焚火による料理も、火を付けて大きくするコツを知らないと意外と思う通りにゆかず、料理を作るのが難かしかったりします。

これは、ウッドガスストーブを自作して使用した時に感じました。

火をつけるライターなどや着火剤も、これも依存品です。

ライターなどがなくなった時、どのように火を起こしますか?また、起こせますか?

「今晩食べるものがない!」という恐怖は、身にしみついて、いまでも忘れることができない。
だからこそ、植物を根絶やしにしないよう、ほかの人やあとの世代のことも考えて、本当に必要な分しか採らないという配慮と習慣が身についた。

出典:『アメリカ・インディアンの心もからだもきれいになる教え』(P66)

依存度を下げる努力を

あれも、これも、それも、依存、依存、依存・・・と、ほとんどが依存で生きていて、私たちは自立していない訳です。

生まれた時からこの依存生活が当たり前のために仕方ないのですが、この事に氣づかず、生きるために必要な技術・知識という基礎=土台を持たない人がほとんどです。

基礎を持っていないため自分で対応・解決できず、他の助けに依存せざるを得ません。

残念ながら私もその内の一人ですが氣づく事が出来たので、少しでも依存度を減らし自立度を上げるようにしてきました(まだまだですが)。

それに大きく貢献しているのが、ソーラークッカーによる調理です。

1日、2日、4日、5日と晴天に恵まれたので調理をする必要がなく、曇予報の明日は味噌汁を作るだけで済みますが、冷たいご飯になります。

これは、一汁一菜と言う「ケ」の料理でも「食べさせていただける」「生かさしていただける」という感謝の心を持てないと無理です。

「当たり前」と思っている内は「感謝の心」が出てこないので、不平・不満が出るだけになります。

また、漬け物や切り干し大根などの干物、ドライフルーツなどは調理なしで食べることが出来る素晴らしい知恵です。

多くの資源が必要な缶詰やレトルト食品依存しなくても(・・・・・・・)、少しの手間を惜しまなければ簡単に作れます。

これも立派な自立の一つであり、依存度を下げられます。

手間を面倒くさがり購入してしまうからお金が必要になり、依存生活になるのです。

昔の人はこのように自然に沿った生活をしてきた(せざるを得なかった)ので、「自然の叡智=生活の知恵」を授かりながら生き長らえて来ました。

その結果、今の私たちが存在している訳で、今こそ「温故知新」を大切にすべきではないでしょうか?

一人ひとりが少しでも自立度を上げ、依存度を下げることによって、必要な物が少なくなります。

そうすれば、今回のような大災害において有限である物資が本当に必要な人に渡りやすくなります。

また、輸送する量が減ることでトラックなどの輸送車両を減らせるので、渋滞などが回避・緩和されるのでより早く行き渡り易くなるはずです。

参考:能登訪問、今は控えて 「渋滞が地震救助に支障」石川県など要請 | 毎日新聞

つまり、少しでも多くの人が常日頃から依存度を下げるように変われば、災害時において苦しい期間を減らせることに繋がる訳です。

これこそ「転ばぬ先の杖」の先渡し支援・援助と言えると思います。

解決策は自然に帰る

都市化を進めた事により、生きるために必要な「1.空気、2.水、3.食べ物」を与えてくれる自然を無くしてしまった為に、依存が高まってしまいました。

つまり、自滅の道を選んでしまった訳です。

皆が生きるために必要と思っているお金が、現在の様に私たちを奴隷化するために存在している事を理解し、所有意識を無くし、資源は人類全体で共有すべきと言う共有意識を持つようになれば、生きる事に心配がなくなります。

最後の木が切り倒され、
最後の川が汚され、
最後の魚が獲られたとき、
人は初めて
金銭を食べるわけにはいかないと気づくだろう。
(クリー族の予言者)

出典:『ネイティブ・アメリカン幸せを呼ぶ魔法の言葉』(P124)

車などの工業製品の多くを共有化し公共物とすれば、その数は激減できます。

ほとんどの駐車場や道路もかなり不要になり、その場所を自然が生きていた場所に戻せます。

その広大な場所に、さまざまな種類の果樹を植えたり、自然放置の畑にしたりすれば、多くの恵みが得られます。

それを共有して、お互いに分け合う様になれば良いだけです。

必要なものは、それを必要とする人のところにあればいい。
母なる大地から恵みをいただいて、わしらは生きている。
それなのに、すべての人が必要もないのに人と同じものを持ちたがるから、母なる大地は傷ついていく。
やがて訪れる大浄化の前に、人々はそのことに気づかなければならない。
(ラコタ族長老)

出典:『イーグルに訊け』(P140)

直ぐには変えられないのですが、次の世代にその芽は出つつあるように感じています。

変わるための苦労は、多く経験してきました。

もう十分でしょう?!

少しずつでも変わりましょう。

一人ひとりが変われば、未来は変わります。

金の世は幻ぞ。
悪魔の仕組みであるのぞ。
人民ワヤに掛け、僕にいたし続ける、ずる賢いお仕組みでありますのぞ。
世はいずれ、金無くして参りますのじゃ。
金無くとも皆で分け合う仕組み作れば、皆々生きてゆけますのじゃぞ。(P147)

出典:大日月地神示「二十五」2016年02月25日(P142)

金の世、皆で終わらせねばならんのじゃ。
金の世は、人民縛る仕組みぞ。
魔の策でありましたのぞ。
仕組み終わらせるには、皆々で分け合える心、まず育まねば、真の仕組み生み出せんぞ。
真教える者増えねば、世変えられんのぞ。
魔の僕と成り下がりておる者多き世で、人民多数決の仕組みいたせば、魔の僕の世となる道理、当たり前でありますのじゃ。
そのこと分かりておって、悪魔ら仕組みた悪自由、悪多数決の世じゃぞ。
目醒ませよ。
分け合える己育めよ、我良し、外道の生き方でありますぞ。(P247)

出典:大日月地神示「四十八」2017年01月06日(P246)

参考動画

災害の状況を映した多くの動画がまとめられていますので、被害の大きさなどを知るのに役立ちます。

令和6年能登半島地震の動画などいろいろまとめ - GIGAZINE

令和6年能登半島地震の動画・写真などいろいろまとめ・つづき - GIGAZINE

 

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。

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