ソーラークッカーによる炊飯等をして、少しでも資源の消費を減らしているのですが、より資源の消費を減らせる方法を見つけました。
DIYなどの工作など必要なく、ただ、ほんの少しの工夫をするだけです。
ガス炊飯を減らす方法
それは、
- 天氣の良い日は、たとえ1食分であっても炊飯を行う
- ガス炊飯する時は、翌日以降の最初の食事分までを確保
を行うことです。
「なんだ、そんな事!?」と思われるかもしれませんが、この事に氣付いたおかげで、ガス炊飯をしなくてよい日が増えたのです!
1食分でも行う
たとえ1食分しか成功しなかったとしても、1日3食の場合、3回成功すれば1日分の炊飯が浮いたことになります。
また、天氣が良い場合には午前、午後の2回炊飯が出来ますので、1日分以上(ソーラークッカーを2個使用)の炊飯ができます。
10月下旬からの好天氣の連続で、10/26~11/01(7日間)まで全てソーラークッカーで作成しており、更に2日分(11/03まで)が用意済みです。
天氣が良ければどんどんソーラー炊飯を行い冷凍保存すれば良いのですが、冷蔵庫を使用していないので2日分の量に調整しています。
腐敗や味の劣化の心配がありますが、夏場を過ぎて氣温が下がってきたので、まだ一度も不具合を経験しておりませんし、2日目でもそれなりに美味しくいただいております。
ただし、天氣が良くない場合は、米への熱量が少なく生煮えのようになって美味しくありません。
これが、ソーラー炊飯の欠点ですが、自然が相手ですので仕方ありません。
また、問題の夏場では、翌日分のみの保存をしていたのですが、腐敗や味の劣化、体調不良を経験しませんでした(運が良かっただけ?)。
そのため、去年に行っていた「夏場の酢によるご飯の保存」を一度も行うことがありませんでした。
「ソーラークッカーで作成した料理は腐敗しにくい」と感じている人もおり、私もその様に思っています。
紫外線による殺菌が効いているかもしれませんし、分かっていないだけで他の理由もあるかもしれませんが、実際、劣化や腐敗がしにくいように思います。
翌日以降の最初の食事分までを確保
例えば、夕食の炊飯が必要になった時に、翌日の夕食分までガス炊飯したとします。
少ない回数分の炊飯は効率が悪いので、基本は2日分の量をガス炊飯しています。
しかし、翌々日の最初の食事のご飯はないので、作成しなくてはいけません。
そこでソーラークッカーで炊飯をしようとしても、朝の天氣が悪い場合は炊飯できませんので、ガス炊飯になってしまいます。
ですが、最初の食事分を確保しておくと、もし、途中から天氣が回復してきたら、ソーラークッカーによる炊飯を試せます。
運よく天氣の回復が良くて、その日の分の炊飯が成功した場合、ガス炊飯が必要なくなり、翌日分は翌日の天氣に委ねることができます。
もし、天氣の回復が良くなくて失敗したとしても、元々必要であったガス炊飯に移行するだけです。
また、朝天氣が良くても途中から良くなくなり失敗したり、午後からの2回目を実行できないことがよくあります。
しかし、1食分を用意してあると、このような状況でもチャンスを有効に使えて、上手くいけば1食分を炊飯できます。
ですから、この1食分の保険を用意しておくのがポイント(重要)なんです。
この事に氣付いてからは、常に翌日分の1食分以上のご飯を用意するように心掛けています。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。