保冷・保温力を高めた保存箱を作成しました。
「気化熱を利用した冷蔵庫の再々作成」する少し前の23年07月初旬です。
発泡スチロールの箱を利用して保冷や保温をしているのですが、やはり、それ相応の機能しかありません。
保冷ボックスの保冷力を高めるための動画をいろいろと見て、機能を高めると思い、一手間掛けて作成(改造)しました。
作成
箱に穴が開いていたので、やわらかい小片の発泡スチロールを詰めて塞ぎました。
詰めた発泡スチロールですが、非常にやわらかいもので、とうもろこしを原料にしているものでした。
ほんの少しずつですが、地球にやさしい素材に変わりつつあり、少し嬉しかったです。
ちなみに、箱もこの小片も元はゴミです。エコでしょ~。
箱の蓋や横に凹凸があるので、アルミシートを貼りやすくするのと、空気の対流による熱移動を少しでも減らすためにダンボールを両面テープで貼り付けました。
まず、蓋を含めた箱の外側全体を手持ちのアルミテープで貼り付けました。
アルミテープがなくなったので新たに購入するのですが、アルミテープよりも量が多かったアルミシートにしました。
- アルミテープ(ダイソー):5cm*10m=0.5m2
- アルミシート(セリア) :70cm*180cm=1.26m2 (倍以上)。
両面テープでアルミシートを蓋の内側や箱の内側に貼り付けました。
内側の箱型はできるだけ切れ目がないようにするため、1面*5枚ではなく、3面*1枚と1面*2枚にしました。
アルミシートはカッターナイフで切るのですが、切れ味が悪くなった状態で切ってしまうと、写真のように ささくれて しまいますので、そのなる前に刃を変えた方が良いです。
こうして、保冷・保温ボックスの作成(改造)が完成です。
改造前との比較実験は多くの方の実験・検証で明らかなので行っていません。
保温で使用していますが、保温力は高まっていると感じています。
熱の移動
熱の移動には、伝導・対流・放射があります。
伝導や対流による熱移動の防止で身近な例は、魔法瓶ですね。
アルミが使われるのは、赤外線の放射による熱移動を防いで(弱めて)くれる身近な素材だからです。
[参考:【中学理科】伝導・対流・放射についてわかりやすく解説!]
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。