二日分(4合~5合)の炊飯をするので、5合(5人用)の天然木・漆塗りの「曲げわっぱ おひつ」を使っています(20年09月末)。値段は5950円(税込)でした。
一年程の使用で、底板の内側の一部分の木がささくれの様になり、取れてしまいました。
洗い時にそこから水が染み込んでいったようで、底板の内側の漆がそこかしこで剥がれてきてしまいました。
それと共に、底板が側板から抜けてきました(抜けてはいません)。
写真では内側から指で押して分かりやすくしています。
ご飯をおひつに移す時は置いて入れていますので、底が抜ける事がなく使えています。
しかし、洗う時に水を溜める事ができずにお米が引っ付いたままになってしまうので、洗うのに難儀します。
その内に底板も抜けてしまうので、修理をする事にしました。
木工用ボンドは自然素材でないので、出来れば健康上避けたいです。
丁度、ご飯を長めに炊いて柔らかくしてしまったので、ご飯から米糊を作って貼り付ける事にしました。
作業は翌日に行ったので、乾燥して少しご飯が固くなってしまったので、少しお湯を入れて、スプーンで潰しました。
まだ米粒が残っている状態で、市販のデンプン糊のようにドロッとしていませんが、ドロッとした状態にするには長くかかりそうだったので、これを底板の側面に擦り付けました。
そして、上から重しをして一日以上乾燥させて終了です。
普通に使用は出来ていますが、洗いの時のぬるま湯で底板と側板の間の米糊が溶けてくると思っていて、何時まで持つかは運まかせです。
糊の付け方が甘かったのか、まだ少し底板が浮いているような状態だったので、外側から木工用ボンドを付けて手ですり込む補強を、今日行いました。
底板の漆が剥がれたままのため、そこを直す必要があるのですが、漆塗りですので敷居があまりにも高すぎます。
そこから水が染み込むので何時まで使えるのかは分かりませんが、出来る限り長く使えたらと思います。
使い方が悪かったかもしれませんが、僅か一年程で側板の上部も一部フニャフニャになっていたりと、質の悪い おひつ に当たったようです。
漆塗りの高い耐久性から長期間の使用を想定していたのですが、残念ですが自然素材のため仕方ありません。
次に購入する場合は、値段的には倍以上はすると思いますが、水に強い檜、ひば等の素材で漆塗りでない おひつ を購入したいと思います。
ちなみに、米糊を作っている茶碗はほとんど剥がれていますが漆塗りの茶碗で、30年以上も前の茶碗で現役です。
質の良いものは長持ちしますね。
人民の考えからひっくり返すのであるぞ。
物無くいたすのであるぞ。
物要るだけあれば良い世にいたすのぞ。
質良くなりますぞ。(P99)出典:大日月地神示「十八」2016年01月13日(P97)
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。