自然は最適解

自然は最適解

自然は常に最適な解を示してくれる。

【生活の知恵】食品ロスを再生野菜(リボベジ)に変えよう

野菜のヘタの部分を捨てる方がいますが、野菜によっては、その部分を水に浸けておくだけで新たな芽が出てきて、食べる事ができるまで成長させられます。

再生野菜

はじめに

再生野菜(Reborn Vegetable : リボーンベジタブル)はリボベジと言い、栽培が手軽に行える事と家計の助け(僅かですが)もあり、広まりつつあるようです。

上の写真は、人参、大根(左上)、チンゲン菜(左下) で、味噌汁の具材などのチョイ足しにできます。

下の写真では、再生中の人参の根が伸びているのが分かると思います。

根が出ている人参

(23年04月24日:追記)

再生野菜でも子孫を残そうと、種をつけるのですね。

ビックリの初体験で、生命の強さの一端を垣間見ることができました。

種をつけた再生野菜

 (追記終了)

お勧めの野菜

一番のお勧めは、生命力が非常に強く成長も早いネギですね。

ネギの再生

また、豆苗も成功しやすくお勧めです。

豆苗は商品の袋に栽培方法が記載されているので、行った事がある人も多いかもしれませんね。

ちなみに、豆苗は購入しなくなったのですが、環境に対する意識が高まり、(プラスチック)袋詰めされている商品を極力購入しないようになったからです。

小松菜、チンゲン菜、などの葉物野菜は行いやすいです。

どうせ捨てるのであれば、駄目元で何でも試して、楽しんでみてはいかがでしょう。

意外な野菜が再生できるかもしれません。

栽培のコツ

  • ヘタはある程度の大きさがないと成長しにくい
  • 水は野菜の底がほんの少し浸かる程度にしないと、腐りやすい
  • 出来るだけ毎日水を取り替える
  • ティッシュやスポンジを利用する方法もある

水のみで栄養がないため大きくならず、一~二週間経過してやっと食べられる大きさにしかなりません。

しかし、種から育て上げるよりは断然楽に育てられますが、失敗する事もよくあります。

上の写真は、大根のヘタの大きさの違いによる再生の違いで、個体差がありますが大きさがある方(左)が成長が良いです。

また、時間が経過してくると右の大根のように黒くなって腐ってきてしまいます。

特に春以降は温度が高くなり、細菌が活発になって水が腐りやすいので失敗しやすいです。単に栽培が下手糞なだけかもしれもせんが。

あまり成長しない内に失敗する事があり、大きく切るともったいないので、そのまま食べた方が良いと思っています。

ですから、あまり再生野菜は作っていません(笑)。

実際に栽培を経験すると、店舗で氣楽に購入している野菜を育てる大変さが分かり、農家さんの苦労やありがたさが実感できるかと思います。

その思いが芽生えれば「購入させて頂いている(・・・・・・・・・・・)」と謙虚になり、感謝が一層増すと思います。

食品ロスの愚かさ

再生野菜の量の少なさに「これっぽっち?」と思った方もいると思います。

しかし、農林水産省によると日本の年間の食品ロス量(2020年度)は、

国民1人当たりの食品ロス量は1日113グラムとなっており、茶碗約1杯分(約150グラム)のご飯に近い量に。年間に換算すると、1人当たり約41キログラムの食品が廃棄されていることになる。

出典:世界で捨てられる食べ物の量、年間25億トン…| 日本財団ジャーナル (23/01/24)

と、10kg米を4袋分も捨てています。

「これっぽっち?」と思いながら比較にならない量を捨てていて、且つ、莫大な資源を使って海外から輸入をしています。

この行為は、どう見ても狂っています。

食品ロスは2倍以上?

実際は先の統計以上の食品ロスをしている可能がある事を指摘している研究が発表されています。

全てデータを完全に把握する事は不可能ですから、その可能性が高いと考えるのが妥当だと思います。

参考:世界の食品ロス、実は2倍以上多い可能性あり?(井出留美)

『FAO(国際連合食糧農業機関)が食料ロスは、世界の生産量の3分の1を無駄にしていると発表していたが、実際は、今まで考えられていた量の2倍以上の量を捨てている可能性があると海外の大学の研究者らが2020年2月に発表した』という内容です。

しかも、『研究で対象としたサンプルは、世界人口のうち67%で、米国やカナダ、オーストラリアなど大量の食品を消費している国が含まれていないとして、懐疑的な研究者もいる』という事が指摘されています。

この事を考慮すると、3倍以上の可能性が高まり、より憂慮すべきではないでしょうか!

記者の 井手留美 氏もその事に触れられております。

2021年7月、WWF世界自然保護基金)と、英大手スーパーのTESCO(テスコ)は、Driven to Wasteというレポートを発表した。これまでFAOが「13億トン」と発表してきた世界の食品ロスの約2倍、25億トンが実際には発生している、とするものだ。農場で発生している12億トンが見過ごされてきた、としている。このレポートから考えても、消費者由来の食品ロスが2倍だったとしても、驚くべきことではない。

出典:世界の食品ロス、実は2倍以上多い可能性あり?(井出留美)(22/03/22)

全ては恵み

野菜栽培も人間が作っているように錯覚してしまいますが、野菜自身が自ら育ち、その自然の営みを恵みとして頂いているだけです。

地、拝んで下されよ。
足元大切じゃ。
真、拝んで下されよ。
生かして下さる根本知りなされ。(P23)

出典:大日月地神示「三」2014年12月10日(P22)

足元拝めよ。
特にお土様、お水様拝めよ。
日々生かして下さっておる大切な神々様、拝んで暮らせよ。(P82)

出典:大日月地神示「十四」2016年01月09日(P76)

真の神には感謝のみぞ。
日々生かして下さっておること深く感謝申して、ありがたく生かせて頂くのみじゃ。(P92)

出典:大日月地神示「十七」2016年01月12日(P91)

肉体生かして下さる自然、森羅万象、生き物すべてに感謝いたし生きるのみぞ。(P94)

出典:大日月地神示「十七」2016年01月12日(P91)

再生野菜は失敗を恐れず手軽に行えますので、野菜栽培をした事がない方は栽培の切っ掛けとして行ってみる事をお薦めします。

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。

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