今朝の散歩中に見た光景です。
小さなスポーツカーが一台の軽自動車を追い越していました。
車線のない2台の車が行き来できる車道で、軽自動車は非常にノロノロと走っているわけではなく、その道に相応しい普通の速度で走っていました。
そこら中にある信号で止まらなければならないのに、その一台を抜かしたところであまり変わりはないように思うのですが、我慢できないのでしょう。
そうしたら、抜かされつつある軽が少しスピードを上げて、抜かし難くし始めました。
並走するまでのスピードには上げず、直ぐに抜かされたのですが、暫くは少し車間を詰めて、煽るような感じで走っていました。
本能に生きる獣性
抜かしたスポーツカー、抜かされた軽自動車の両方の運転手に「獣性」を見ました。
少しでも早く行きたいスポーツカーは、自分の思い通りにならない事に我慢できずにイライラする。
抜かされた軽自動車は、抜かされた事に氣分を害し、その腹いせに嫌がらせをする。
「自分の欲求・欲望を満たす事に脊髄反射する、本能に生きる獣」であり、その結果のお互いの行為です。
エゴが非常に強い状態です。
車を所有し運転していた頃は、偶に見た風景です。
私も抜かされた時に、極まれにですが「イラッ」として、少しだけスピードを上げて入れにくくした事も、一度や二度はありました。
まだまだ未熟だった訳(今だ改善過程)で恥ずかしい限りですが、現在では上記の様に別の視点から見れる様に成長しました。
煽り運転の裏話
昨日、運転免許証の更新に行き、講習会での警察官の話です。
「煽り運転で逮捕された運転手は、一様に『急いでいた』と言うが、急いでいるのに車を止めて文句を言ったり、最悪、暴力をふるったりする」
この話も、自分の欲求に脊髄反射しての行動ですね。
兎に角、「欲求→即行動」の連続で、欲求と行動の間に「考える」という行為が抜けているのが特徴だと思います。
これが、本能を司る爬虫類脳の働きが強い人の特徴だと思います。
即行動が良い行動なら素晴らしい事なんですが、往々にして、世の中は逆に作用する場合が多いと思います。
それ故の、世知辛い世の中です。
獣性を下げた方法
直ぐに感情的に行動する「獣性」をどのように落としていったか?
それは、動物性食品を摂取しないヴィーガンになった事と『大日月地神示』の音読が大きな要因だと思います。
2016年末頃からヴィーガンに取り組み始めたのですが、ある時、怒る事が少なくなって心穏やかな状態で居る事に氣付き、嬉しさと共に驚いた事を覚えています。
日月神示から「肉=四つ足を食べるな」と言われていて、大日月地神示でも言われています。
肉を食すと言う事は「獣性」を取り入れる事ですから、その波動の影響がある訳です。
異常な性欲顕われたら、食、正しなされよ。
獣肉喰らうと獣のような欲出てきて、獣人となりてゆくのぞ。
例えで申しておらんぞ。出典:大日月地神示「五十五」2017年07月20日(P275)
人民の食べ物は世の元から決められておるぞ。
人、獣殺すなよ。
友であるのじゃぞ。
殺され嘆き苦しんでおるぞ。
生き物それぞれの食べ物あるぞ。
決められておるぞ。(P50)出典:大日月地神示「八」2015年12月31日(P47)
信じない人もいるでしょうが、これは真実であり、体験者として断言できます。
徐々にですが、世界中でヴィーガンの人が増えつつあります。
少しずつ「獣性」が低い人びとが世に溢れて来て、人間だけでなく他の生命も尊重できる善き世に変わって行きます。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。