少し前に箱入りのリンゴを購入しました。
返る途中に、変な違和感を感じていたのですが、「はっ!」と氣付きました。
「しまった!やってもうた~」と自己嫌悪です。
緩衝材
その原因は何かというと、リンゴに付いている白い物体です。
この白い物体は、フルーツキャップと言い、高圧ポリエチレン製の緩衝材です。(出典:株式会社インターナショナル・ケミカル)
バラ売りの場合には付いている事は稀なのですが、スーパーによりけりです。
付いている場合は購入を避けていますが、今回は「段ボール箱=非プラスチック」に囚われていたため、見落としてしまいました。
やはり、人間は注意をしていても間違いを犯す生き物である事を再認識しました。
書籍『プラスチック・フリー生活』によると、ポリエチレンは
- 世界でもっともよく使われるプラスチック。
- 他の一般的なプラスチックに比べ、強度と安全性が高い。
が、「日光(紫外線)に晒された場合、内分泌攪乱作用が放出される。」書いてあります。
無毒・無害の世にするには
やはり、少量でも毒は毒ですので、少しでも減らすように努力する必要があると思います。
それは、一人ひとりの行動に掛かっています。
日常生活の中でプラスチックを避ける方法はいろいろあるのだ。
どこに住んでいようと、何をしていようと、できることはある。
必要なのは、ちょっとした気づきと、実行力だけ。
「知識に基づく行動」と言ってもいい。(P13)出典:『プラスチック・フリー生活』
その行動の元になっているのは「思い」であり、それが行動に変わります。
思う言う行うの三つ揃うて
真人 ぞ。
思いが元であるのじゃぞ。
すべてが思いが先にあってこの世は生み出されておるのじゃぞ。(P52)出典:大日月地神示「九」2016年01月02日(P52)
ですから、思いを変えなければいけません。
プラスチックパッケージが蔓延する背景には、「品質」や「耐久性」よりも「便利な使い捨て」を重視する社会的文化的思考がある。(P33)
出典:『プラスチック・フリー生活』
少しずつでも改心して行動を変えて、無毒・無害な世に変えて行かなくてはなりません。
他人にしてもらうのではなく、自分がするのです。
この世は一人ひとりの行動の結果の反映ですので、一人ひとりの変わった結果が反映されます。
善きにつれ、悪しきにつれ。
食べ物、飲み物、吸う物、着る物、住う所、みなみな毒出しせねばならんぞ。
無害となるまでせねばならんぞ。
人民の立て替え立て直しは、人民ひとりひとりせねばならんのじゃぞ。
毒を知りなされ、毒を洗い流せよ。
毒を生み出さぬ世となされよ。
供給側も意識改革が必要
緩衝材により保護する事で商品が長持ちするなどのメリットはありますので、全てを否定をしません。
しかし、現状では緩衝材はプラゴミによるリサイクル、或いは使い捨てです。
より有効活用をする為に、生産者さんやスーパーなどに提案です。
- 出来るだけ使用を減らすと共に、トレーと同様に回収して使い回し
をして頂けたらと思います。
この様な意見を業界に対して出した事がありますが、同じ様な声が少なければ「馬耳東風」で影響を及ぼす事が出来ません。
消費者である私たちの一人でも多くの方が行動を変えると共に、声を挙げてくれればと思います。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。