去年の秋(9月中頃?)の銀杏の季節に、「どうやって、銀杏を取るのだろう?」と疑問が湧きました。
そこで、一度は経験しておこうと思い立ち、散歩の途中の神社で拾いました。
しかし、その後の銀杏取りへの腰が余りにも重すぎました。
最初は「週末になったらやろう」と意気込んでいたのですが、最初の週を逃すと「来週中には」に変わりました。
そして、「来週には」「来週こそは」と何度も先延ばしにし、9月どころか、10月も過ぎ、更に11月も過ぎます。
せめて「年内には」と思いながらも、安定の先延ばしで年を越してしまいます。
年明け後も態度は変わらず1月も過ぎて、2月に入りやっと、やっと、やっと行動に移しました。
本当に「どんだけ先延ばしにしとるんじゃ!父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ!」の状態です。
「慌てない、慌てない、一休み、一休み」と心の安寧を図ります(笑)。
取り方
臭い対策とかぶれる場合があるらしいので、手袋は必須です。
バケツに水と銀杏を入れて、ゴム手袋をして水の中で果肉を剥きました。
しかし、カラカラに乾燥しているので非常に取りづらかったです。
完熟した頃に行うと、かなり簡単に取れるようです。
そのかわり、あの臭いが全開になるようです。
これ程乾燥させた後でも、果肉を剥くとほんのりと香しい臭いがしました。
時間が経ってくると実が吸水して、少し剥きやすくなりました。
黙々と果肉を取るのですが綺麗には取り切れなかったので、一晩水に浸したままにして翌日に綺麗にしました。
と言っても、あまり変化は感じなかったですが・・・。
その後は、天日干しで乾燥させて、銀杏の種取りの初体験が完了です。
一個だけ殻を剥いてみましたが、色が緑ではなく黄色になっています。
あまりにも日にちを置き過ぎたので、当たり前ですね
土の中に埋める方法もある
年末頃だったと思いますが、何時も野菜を購入させて頂いている農家さんとの話で、銀杏の話が出ました。
その時、「以前は銀案を拾い、種取りが面倒だから土の中に埋めていた」と話してくれました。
「その方法もあるんだ」と知識を得る事ができたのですが、これ程、長期に放置していたのなら、最初から土の中に埋めていれば種の状態になっていたでしょう。
食べすぎによる中毒に注意
銀杏中毒(北海道医療大学)によると、
- 意識を失うこともあり、死亡例も報告されている
- 小児(5歳未満)に多く、報告されている全患者の70%以上が10歳未満の子供。
大人の場合には、かなり多量に摂取した場合に限られている。
しかし、「5,6個程度でも中毒を起こした」報告例があるので、心配の方は食べすぎは避けた方が無難でしょう。
私は、昼、夕の味噌汁に1個ずつ美味しく頂いております。ありがとうございます。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。