自然は最適解

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自然は常に最適な解を示してくれる。

【DIY】ランタンの充電用コネクタの修理2 USBケーブルを直付け

以前にランタンの充電用コネクタの再ハンダ付けの修理を試みましたが、充電が上手くできずに失敗に終わりました。

新品のマイクロUSB(メス)のコネクタを購入して取り付ける事を考えましたが、ハンダ箇所が小さすぎて、初心者には難易度が高すぎます。

そこでもっと簡単に修理の方法がないかと思案した結果、充電用のUSBケーブルをランタンに付ける事にしました。

これなら、ハンダ付けが行い易く修理が少しは楽になると思ったからです。

ハンダ吸収線を購入

前回では購入を見送ったハンダ吸収線ですが、ハンダを取るのが難しいので購入しました。

ハンダ吸収線

ハンダ付けの部分に、ハンダ吸収線を置き、その上にハンダゴテを付けて熱で溶かして吸い取ります。

ハンダを吸い取ったら吸収線とコテを一緒に基板の上から離します。

先にハンダゴテを取ってしまうと、ハンダが再び固まって吸収線が引っ付いてしまいます。

そうしたら再び温めて取り直します。

充電用コネクタを取り外す

マイクロUSB(micro USB)コネクタをハンダ吸収線を使いながら取り外そうとしたのですが、中々取り外す事ができなかったので、最後はペンチで引っ張りつつ取りました。

充電用コネクタを取り外した後

充電用コネクタの極性を調べる

USBケーブルを直付けするためには、マイクロUSBコネクタのプラス、マイナスの極性を知る必要があります。

Wikipediaにピン配置が記載(オス側)されていましたので参考にさせていただきました。

取り外す前のマイクロUSB(micro USB)

プラス(1番ピン:5V)が左側、マイナス(5番ピン:GND)が右側になる事を、何度も確認です。

USBケーブルをハンダ付け

USBケーブルのマイクロUSB側をニッパーで切断して、皮膜をカッターで裂きました。

電線を傷つけないように、あまり力を入れずに慎重に行う必要があります。

切断後のUSBケーブル

中に4本の電線が入っていて、赤が5V、黒がGND、緑と白はデータ線なので充電には必要ありません。

ネットを見てみると、一般的な線色とピン配置が間違っている場合があるみたい(主に中華製)なのでテスターの導通テストで確認をし正常でした(良かった)。

極性を間違わないように、慎重に色を確認してハンダ付けを行いました。

写真の左側がプラス(赤)、右側がマイナス(黒)。

ハンダ付け後

USBケーブルが付いた状態

充電

前回はコネクタの付け直しで上下の向きに注意をしていれば良かったのですが、今回は改造です。

電氣系は学生の頃から苦手でしたので、「電線の位置は本当に合っているのか?」と少し不安があり、前回以上のドキドキです。

いざ充電!

充電の状態を表わすLEDランプの点灯を見た時は、

「ヨッシャー!初の電氣工作の成功!うれし。うれし。」

とガッツポーズが出ました。

ケースを改造して完了

マイクロUSBから普通のUSB に変えたため、USBケーブルが通る様にコネクタの穴を拡大しなければなりません。

そこで、ハンダゴテで穴を溶かして大きくし、ヤスリをかけて少し綺麗にしました。

左:改造前 右:改造後

この穴にUSBケーブルを通して、基板等をネジ止めをして無事完了です。

新たな試練が…

修理が終了した日から再び使い始めたのですが、翌日に電線が切れてケーブルが取れてしまったのです。

確かに「電線が細いな~」とは思っていましたよ。

「以外と早く壊れるかな?」とは思っていましたよ。

でも、まさかの翌日ですか・・・。

そんなにも簡単に電線が切れてしまいますか・・・。

そーですか・・・。は~・・・。

前回同様、あっという間の残念な展開になりました。

修理は大変でしたが、成功した瞬間の嬉しい氣持ちを味わう事が出来ました。

また新たな経験をする事ができたので、感謝です。

事象をどう捉えるかは、自分次第です。

少しずつですが、成長させています。させて行きます。

と言う訳で、第三弾公開予定。

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。