自然は最適解

自然は最適解

自然は常に最適な解を示してくれる。

【生活の知恵】セイタカアワダチソウは食べられる。その味は、キク科だけに健康に効くか?

近辺で多く見かける セイタカアワダチソウ が、綺麗な黄色の花をつけています。

セイタカアワダチソウ

そんな セイタカアワダチソウ ですが、『食べられる草ハンドブック』(森 昭彦)に天麩羅で食べる事が記載されていました。

収穫期は10~11月で、利用部分は花穂 と記載されています。

これは、「一度食べてみなくては」と、今朝の散歩中に少し採ってきて食べてみました。

料理方法

この草は2~3mも成長しますので、採取したのは花の黄色が鮮やかで背の低いものからです。

本では天麩羅をおすすめしていましたが、お浸しにしてみました。

天麩羅は油を大量に使用しますので、実は一度も作った事がありません。

まず、水で汚れを落とした後、天気が良かったのでアルミ容器による太陽熱料理で作っていました。

途中でエコ作によるお湯が出来上がったので、そのお湯に数分浸しました。

写真はお湯に移した後の、アルミ容器で温めていた時の残り水で、茶色に変わっています。

味の感想

味付けをせずにそのまま食べてみましたが、苦味が強すぎてそのままでは食べずらかったです。

キク科[1]の植物で、春菊より苦味を強く感じました。

⇒[1]セイタカアワダチソウ - Wikipedia

そこで、少量の醤油と酢でお浸しにしたら食べやすくなりました。

お浸し

正に滋養強壮のための食物と言った味で、偶に食べるのには良いと思いました。

もう少し苦味が弱い方が美味しく食べられるので、水でアク抜きをしてみるのも手ではないかと思います。

感想

苦味が強すぎて評判が良くなかった為、世に広まらなかったのではないか?と思っています。

万人受けする味なら、当然、世に広まっていますからね。

また一つ、生きるための知識を得ました。

「百聞は一()にしかず」で、忘れる事はないでしょう。

体験できた事に感謝です。

注意事項

野草に関しての初心者ですので、ひょっとしたら、今回の採取した野草が間違っているかもしれません。

野草の中には有毒な場合があり、場合によっては死を招きます。

「ニラ(食用)とスイセンの葉(有毒)の間違い」のニュースは、ほぼ毎年のように見聞します。

ですので、氣を付けるとともに、少しでも不安があれば手を出さないのが一番です。

くれぐれも自己責任で行って下さい。

 

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。