秋らしくなってきて産膜酵母の活動が少し弱くなってきたとは言え、冷蔵庫を使用していない身としては、まだまだ攻撃に悩まされます。
産膜酵母を完全に抑えることはできませんが、影響を少なくする方法を紹介します。
写真はほぼ一面に産膜酵母が発生していますが、野菜などが入っている場合はもっと増殖して泡のようになってしまいます(温かいと特に)。
産膜酵母は空気を好む好気性ですので、酸素と触れ合う面積を出来るだけ小さくする事で影響を少なくします。
そこで、漬物を入れる瓶の幅に近い小さいコップや瓶を重し兼蓋として入れます。
水の量で重さを増減し重石としてますので調整が楽です。
衛生面で氣になる人は、ビー玉や小石、塩や砂糖などを利用する方法もあります。
少し分かり難いですが隙間に産膜酵母が発生していますが、少ないので影響が小さいです。
重石代わりのコップや瓶についた産膜酵母は洗い流せば良いので楽です。
産膜酵母を完全に抑えることはできない以上、上手く付き合っていくだけです。
現代では完全排除の傾向が強いですが、このように付き合ってバランスと取るという事も必要ではないでしょうか?
殆どの家庭では冷蔵庫を使用しているので、どれ程参考になるかは分かりませんがお役に立てれば幸いです。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。