自然は最適解

自然は最適解

自然は常に最適な解を示してくれる。

【生活の知恵】夏場の冷蔵庫なしで、如何にご飯を効率良く保存するか

普段の食事は大豆玄米、味噌汁、漬物の一汁一菜という質素な食事を、昼と夜の2回いただきます。

環境負荷(資源の消費)を少なくするために、ご飯を2日分炊いているのですが、特に梅雨から夏の保存が問題になります。

何故なら、19年の11月に冷蔵庫の使用を止めたからです。

当日の夕食分(炊飯後、約6時間位)は放置した状態で食べれるのですが、翌日分の保存は「酢をかけまわして酢飯にし、日陰に置く」などして保存し、上手くいっています。

ただ、酢の購入を少なくするために、他の方法がないか試してみました。

保存の条件等

炊飯終了(11時頃)後の時間経過は、翌日の昼食(11時頃)は約24時間後、夕食(17時頃)は約30時間後です。

保存するご飯は約2.5合ほどで、炊飯後に翌日分を取り分けて、50mlほどをご飯にかけて杓文字で切って絡めます。

八朔の皮の抽出液

干した八朔の皮を水に浸けてエキスを抽出した液。

八朔が苦味があるので、ご飯に苦味が付き変質したご飯と似たような味になり失敗でした。
また、八朔によるものか、腐敗によるものかハッキリしないのも問題です。

<呟き>

八朔なのですが若い頃は全然美味しいと思わず好んで食べる事はなかったのですが、50歳近くから、この苦味が美味しく感じられるように変わり、好きになりました。

農家さんから野菜を購入させていただいている時に、おまけで頂いております。
ありがとうございます。

嗜好も思考も変わります。変わらないものはありません。

塩水

塩は昔から食品の保存の絶対王者で、塩水を試しました。

10%では塩分が濃すぎるので、まずは2%の塩水からです。

翌日の昼食時に杓文字でご飯をすくった時点で糸を引いており、何もしない場合よりも酷い状態で大失敗です。(今までで一番酷かった?)

更に高濃度の塩水で試す勇氣も氣力も出ず、この一回で終了です。

何もしない(少し涼しい場合)

ご飯を炊いた直後に翌日分の半分をアルミ容器に取り分けて、直ぐに水に浸して粗熱を取ります。

その後は水を薄く張った容器に入れ、水を含ませたタオルで覆い、気化熱を利用した冷蔵保存します。

当然、冷蔵庫のような冷蔵は出来ませんが、少しでも温度を下げるための非電化の簡易冷蔵庫です。

室温26~27度くらいで、1回目は上手くいきましたが、2回目は上手くいきませんでした。

昼食時(炊飯の24時間後)は、糸引きと少し苦味が出始めた状態でしたが、それ程苦にならずに食べる事ができました。

炊飯の30時間後の夕食も「なんとかイケる?」のでは期待していたのですが、更に変質が進んで糸引きと味の劣化が酷くなっていました。

最初は食べれていましたが、一杯目の終盤近くになると氣持ち悪くなり始めました。

そして、とうとう我慢できなくなり降参です。

カレー雑炊にトランスフォーム!。

酢は殺菌力が高いので成功しています。

最初に記載した通り、酢を購入している以上環境に負荷をかけ、消費税と言う「みかじめ料も取られるので、如何に酢の使用量を減らすかを模索中です。

酢と水の5:5で試しましたが、やはり夕食分が駄目で「何もしない」と同様に途中で降参しました。

2回連続の失敗で、少し夕食恐怖症になりました。

保存に失敗した場合

保存に失敗して不味くなった時は、濃い目の味噌やカレー味での雑炊、あるいは、醤油炒飯にして食べます。

調味料の味で誤魔化しての食事です。

調理をしなければならないので、片づけも含めて面倒です。

腐敗の初期段階だからなのか、開始してから2年半以上の間、一度も体調不良はありません

市販品の購入を避け、自作の発酵食品を食べるようになったので、免疫力も強くなっている事も大きいと思います。

西洋医学の浸透(洗脳)により、自然摂理から離れた結果が現代社会のひ弱な体質です。

悪玉菌に負けてしまった場合は、下痢になり、自然に毒素を排出するだけです。

昔は偶に下痢になっていましたが、食生活を変えてから下痢とは疎遠になりました。

本当に人間の体は良く出来ていて、神秘を感じます。

結論

酢と水が5:5で失敗したのですが、

  1. 酢をかけた後の混ぜ方が悪かった。
  2. ご飯に対する液量が少なかった。

これらの原因(1,2の複合も含めて)により、酢がご飯に上手く行きわたっていなかった事も考えられます。

しかし、1の要因の可能性は低く、2の要因も酢100%では上手くいっていたので、可能性は低いでしょう。

やはり5:5では酢が薄く殺菌力が負けてしまっていたと考えるのが妥当では。

また、気温等の微妙な差が結果に影響を与える事も十分に考えられます。

試行錯誤中ですから、諦めずに次回以降、別の比率を試していきます。

硬貨の洗浄方法

簡易冷蔵庫に張っている水ですが、水の腐敗防止のために汚れを綺麗に取った10円硬貨を4枚程入れています。

洗浄方法ですが、非常に簡単です。

  1. 適量なクエン酸に水をいれて、クエン酸液(酸性)を作ります。
  2. そこに10円硬貨を入れます。入れた時点から汚れが落ちていくのが分かります。
  3. 汚れが落ちてないなと思ったら、ブラシなどで擦すって汚れを落とします。

水がぬめっているようには感じませんので、殺菌効果は出ているようです。

 

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。