資源の消費削減と家計の助けも兼ねて、天気の良い日はソーラークッカーで味噌汁を作っています。
容器の素材の違いにって蓄熱(温度上昇)の違いがどれ程あるのか知りたくなりました。
そこで、簡単な比較実験を行いました。
実験
以前から使用している黒塗りしたガラス瓶と銅カップに、同じ量の味噌汁の具材(水量250ml)を入れて、防風カバーを被せて、ソーラークッカーに横並びに置きました。
実験日: 22/05/22
開始時(8時)の水温:21.6度
容器 | 水温(11時) | 防風 | 熱伝導率[1] |
---|---|---|---|
ガラス瓶 | 74.9 | ガラス瓶 | 1.05 |
銅カップ | 69.2 | プラスチック | 401 |
※25度 [1]出典:熱伝導率覧1 – WIKITECH
考察
熱伝導率が理論値で約400倍も高い銅の方が、水温が高いと思っていました。
しかし、黒塗りをしたガラス瓶の方が5度も高い結果になりました。
銅カップと言っても純度は分りませんし、内側にメッキ(多分、錫)がしてあるので実際の熱伝導率は低い事は想像できますが、「素材よりも素材の色の方が影響力が大きい」という結論には驚きです。
防風の素材が違いますが、殆ど影響はないでしょう。
車を保有していた時は黒色で、炎天下の車内は本当に地獄でした。
やはり、闇(黒)の力は強いということですか(笑)。
この記事がお役に立てれば幸いです。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。