以前、フロスホルダーを変更し、フロスの使用量が減ったことを喜びました。
しかし、そのホルダーが5月下旬には壊れました。
僅か約1か月半ほどの短命。
いくらフロスの使用量が少なくなっても、本体の使用量が増えては本末転倒です。
当然、修理を試みました。
修理
瞬間接着剤を塗って付けて後、クランプで一晩挟みました。
接着面が小さいので、接着部分の横面にも接着剤を塗り、もう一日クランプで挟みました。
いざ、勝負!
修理から2日後、期待と不安を胸に、フロスを巻き付けて歯の間に押し付けます。
次の瞬間"バキッ"っと無常な音。「終了~」。
そりゃ、そうですな。
一体成型の製品で簡単に壊れるのだから、いくらギネス認定の強力接着剤のアロンアルファを使用しても駄目です。
「無駄!無駄!無駄~!」と言われたようでした。
薄々感じていた事ですが、ゴング開始直後にKOとは、「とほほ・・・」。
簡単には諦めない
フロスを固定する白い部分を取った部分を見ていたら、固定する為の凸部分によって溝が出来ているから、そこにフロスを巻いて使用してみることに。
ホルダーが舌などに当たる場合があるので、先端をヤスリで丸く削りました。
暫く使用していたのですが、フロスが少し奥の位置にくるので、ホルダーの先端が舌に当たるのが不快なため、更に改良しました。
改良
フロスがホルダーの先端にくるように、先端に溝をつけることに。
最初は半田ごての先端に針をつけて溶かそうとしたのですが、上手く針をつける事が出来ずに断念。
次に大型家電のアース線などに使われる丸形圧着端子があったので、銅線を圧着する小さな穴に針を半田づけしようとしましたが、こちらも上手くいかず。
次に写真のように半田ごての先端に
そして作業をしようと半田ごてを持った瞬間に”ポロッ”と取れてしまいました。
簡単に取り付けられると言う事は、簡単に外れると言う事。またしても失敗。
ライターが目に付いたので、針をペンチで挟んでライターで炙ってみました。
直ぐに赤く熱せられ、それをホルダーに当てて溝をつけました。
やはり、物事は単純に考えた方が楽に行く事が多いのかも?!
ちなみに、ライターはゴミ拾いで手に入れたものです。
これでフロスをホルダーの先端に付ける事ができたので、使ってみました。
フロスをより強く巻けないかと思い、フロスを巻き付ける所に穴をあけて、そこにフロスを通すようにしました。
熱した針で穴を開けたのですが小さすぎたため、持っているドリルの最小径2mmで大きくしました。
ドリルビットを手に持って回すだけで、簡単に開きました。
使い方
- 穴を開けた側にフロスを通し、数回(4回以上が良い)巻く。
- それをホルダーの先端の溝に引っ掛けて、反対側の溝にも掛ける
- フロスを引っ張りながら、ホルダーに巻き付ける
- 元から付いていたフロス固定用のパーツ(白)を取り付ける
使用感
フロスを強く張るために、壊れる前よりも少し多めにホルダーに巻かなくてはいけません。
機構の問題からでしょうが、巻いてもフロスがゆるみやすくなったように感じます。
少し手間がかかり面倒になりましたが、使用する事ができますので、壊れるまでは使うつもりです。
新たなホルダーを購入する事を回避でき、結果、資源の消費も回避できたので、良いでしょう!
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。