以前、料理時の廃熱を利用して味噌汁や温水を同時に作成する記事を書きました。
ただ、圧力鍋(活力鍋)の蓋から逃げている熱は利用できておりませんでした。
上部に手をかざしてみるとかなり温かく、この熱をずっと逃し続けるのは「もったいない」と思っておりました。
少しずつDIYを行うようになり、”金切りバサミ”を購入したので、ブリキ缶を利用した温水作成器を作ることにしました。
作成工程
圧力鍋の上からブリキ缶を被せるので、蒸気排出口(重り式)の位置に穴を開けます。
- コンパスの針などを利用して円形に印(傷)をつけます
- 金切りバサミを入れるための穴(今回は中心)を開けます
- 開けた穴から円に向かってカーブを描きながら切っていきます。
最初、直線で円に向かって切っていたので、円形に切る事ができませんでした。
蒸気排出口の煙突(空き缶)を付けるため、空き缶の底を切ります。
缶切りで切りましたが、ブリキ缶と接着する“のりしろ”が必要なため、内側を切っています。
この煙突とブリキ缶を金属同士が接着できる接着剤(セメダイン SUPER(スーパー)X2”)で、水漏れ対策に多めに塗って貼り付けました。
圧力鍋の圧力が高まってくると押しあがってくる圧力ピンが、ブリキ缶に当たるので底上げ用に木片を貼り付けました。
これで、温水作成器は完成です。
試用
何時もの通りに玄米炊飯の用意の後、ブリキ缶を被せて、そこに6Lの水を入れました。
6Lと水の量が多いので6~8度位の温度上昇かなと思いましたが、この時は50度を超えました。
温度計の計測位置も関係してきますが、この結果には驚きです。
その後に数回行った結果、料理時間や気温に左右されますが、10度以上の温度上昇は得られます。
ブリキ缶の蓋がないので熱が逃げてしまいますが、蓋ができればもう少し温度は高くなります。
感想
普通はここまではしないと思いますので、利用価値があるのか分かりませんが少しでも役に立てればと思い記事にしました。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。