発酵させるのが面倒であり、温めに電氣等の資源を使用するため(温度管理が難しくなりますが、資源を使用せずに作成も可能)、ずっと氣になりながらも数年ほど作らずにおりましたが、一度は体験しておこうという氣になり、遂に作成しました。
発酵玄米とは
発酵玄米とは、玄米と小豆と少量の塩を加えて炊いた後、60度~70度くらいで保温を続けることで発酵させた玄米です。
上手く発酵が始まると少し甘いような香りが出始め、赤飯のようにもちもちの食感になってきて、甘味や旨味が増します。
作り方
- 玄米と小豆を浸水させる(玄米は1日程、小豆は18時間程)。
浸水時間を長めにして玄米を発芽させた方が美味しくできます。
下の米のように先端(左側)が少し尖っていれば、発芽し始めています。
- 玄米と小豆を水切りした後、少量の塩を混ぜて、普通に炊飯します。
- 炊飯終了後、60度から70度位の温度で保温を続けます。
- 一日に一度は天地をひっくり返して、乾燥しすぎを防ぎます。
- 3日目頃からが食べ頃。
感想
初めてのため炊飯した玄米を茶碗3杯分だけ取り分けて、保温保冷箱にヨーグルティアを入れて作成しました。
半日ほど経過した時点で、すでに玄米が少し茶色に変わってきました。
3日目位から食べごろで、発酵が進むほどに玄米の色がより茶色(糖のメイラード反応)になっていくますが、2日目に食べ始めて3日目早々に完食しました。
保温は温度管理がされて常時保温されているわけではないので、思っていたよりは資源の消費は少なく、ずっと考え違いをしていました。
資源の消費を少しでも抑えるために、圧力鍋で炊飯後は暫くは熱いので60度を下回った時点(1時間後:66.3度、2時間後:58.3度)で、保温を開始しました。
より保温力を高めるためにヨーグルティアの周りをタオル等で覆っています。
また、この少し前に作成した保温・保冷を改良した保温保冷箱を使用しています。
そこそこ保温力が上がっていると思いますが、機会があれば作成記事を上げます。
タイトルの通りに、もちもちで甘味が増して、とても美味しくいだきました。
何度でも作りたいと思いましたし、もっともっと早くから作れば良かったと、本当に思いました。
これは本当におすすめで、一度は試してみて下さい。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。