自然は最適解

自然は最適解

自然は常に最適な解を示してくれる。

【DIY】2種類のソーラークッカーの作成と補修

20年04月からソーラークッカーを使い始めたのですが、段ボール製のため耐久性が低いのが難点です。

使用している内に大敵の水を何度も零してしまい、フニャフニャになり、銀色フィルムがボロボロと取れてきました。

そこで、段ボール製クッカーの補修を行いました。

そして、後日、2種類のソーラークッカーを作成しました。

段ボール製の補修

めくれ上がった銀色フィルムを剥ぎ取り、100均で購入したアルミテープを貼り直して終了です。

補修後の段ボール製ソーラークッカー

補修後に炊飯時の水を大量に零してしまい、下側が再び剥がれてしまったので、スチール製のパットを敷いて、反射板の代わりと補強として使っています。

寿命が尽きそうですが、少しでも長く使います。

バケツ型の作成

バケツが紫外線により割れてきたのですが、捨てずにソーラークッカーとして利用する事にしました。

最初はハンダゴテで溶かし切りをしないといけないかなと思ったのですが、カッターで切る事が出来たので、思ったよりも簡単に作成できました。

カッターでプラバケツを切る


バケツを半分に切りますが、底は円のままに残します。

側面部分にアルミテープを貼り付けて終了です。

最初は、底の反射板として丸形のクッキー缶の蓋を流用していました。

完成形

最近になり、丸形の鏡のスタンド部分が壊れ、大きさがシンデレラフィットだったので、缶の蓋から鏡に変更し(上写真)、底からの反射光が強くなりました。

箱型の作成

使用していない引き出しがあったので、これを利用して箱型を初めて作成することにしました。

完成形
保温用の箱の上部蓋

以前に作成した窓の防虫ネット用の木枠(未使用中)を流用しました。

横の幅が丁度、箱の横の大きさという幸運もあり、縦側の長さを合わせるだけでした。

上部に貼る透明カバーはゴミ拾いの時に大きなプラ板が落ちていて、それを利用しました。

すじ状の傷が付いていて透明度が悪いのですが、割れた部分や傷が少なくなるように採寸し、上面と前面の2面分のカバーを確保しました。

DIYの経験値も低く、失敗の可能性(初挑戦)も高いので、丁度良かったです。

中空ポリカを利用しようと考えていたのですが、購入する必要が無くなり資源の消費を抑える事が出来ました。

上手い具合に欲しい物が手に入り、近親靈様など御計らいだと思い、感謝しました。
(こんな大きなプラ板を拾うのは、初めてです。)

本当、最近このように事が上手く運ぶ事が多くなっているように感じます(氣付く様になった?)。

捨てられていたプラ板を箱の上に乗せた状態

プラ板の割れなどの傷の状態

裁断後の不燃ゴミと化したプラ板
箱の前面の改造

箱の前面から光を取り入れたいので前面をノコギリで切断し、下板が薄い合板であったため、簡単に取る事が出来ました。

板の厚みの分の隙間が空いてしまいましたが、これまた割り箸(ゴミ)が丁度の幅でした。

木工ボンドで割り箸(2本使用)を貼り付けて、1日圧力を加えました。

隙間を割り箸で埋める

クランプで挟みたいのですが、長さがあるので手持ちの小さなクランプは使用できません。

DIYに凝っている訳ではないので、使用頻度が低いため、無駄になる可能性が高い事から購入をためらいます。高価ですしね。

そこで、壁に押し付けて反対側に重しを置いてクランプ機能を実現しました。

イデアで勝負です。

前面の透明カバーの接着も同様です。

壁に押し付けて接着を強める

透明カバーと割り箸の間にシリコンシーラントを塗り、密封性=保温性を高めました。

上部蓋のずれ防止

上部蓋のずれ防止のため、対角線上の隅の2箇所に釘を打ち付け、箱の該当箇所にドリルで釘穴を空けました。

上部蓋のずれ防止の釘穴
上部の反射板

上部からの光を利用するために、反射板を取り付けます。

未使用中の棚板(セリア)が箱とほぼ同じ大きさだったので、これを流用しました。

アルミテープを貼って反射板にして、蝶番で上部蓋に取り付けて角度を変えられるようにしました。

反射板の支えは、上部蓋を作成した時の木枠の余りが、箱の取手の間に丁度入る太さだったので流用しました。

棒の上部に支えのネジをつけて、棒を箱の取手の間に差し込むだけで実現です。

反射板の支え棒(上部)

反射板の支え棒(下部)

最初は反射板の傷防止のために、ネジにシリコンチューブを被せましたが、抵抗が減って滑るため取り外しました。

箱内部の反射板

箱の内部の反射板はダンボールを利用しています。

左右はアルミテープを貼った物、奥は菓子の袋(ゴミ)を貼った物です。

菓子の袋を木工用ボンドで段ボールに張り付けたのですが、紙ではないので剥がれ易いのが難点です。

しかし、資源の有効利用にはなり、環境保護に貢献です。

完成

完成

既に持っている物とゴミの流用で、新たに購入したのは「蝶番(税込151円)」だけでした。

しかも、使用した材料同士が丁度良い大きさであり、DIYの手間を省ける幸運に恵まれました。

ありがたや、ありがたや、あ~、ありがたや。

まとめ

エコ作、段ボール製、バケツ型、箱型の4種類を使って、神(自然)の恵みを日々有り難く使わせて頂いています。

感謝!感謝!大感謝!

意外だったのは、大きすぎす、ある程度の温め力があり、取手で持ち運びし易く、しかも作成も簡単、とバケツ型の使い勝手が良い事です。

箱型を作成した後に、その良さに氣が付きました。

まだお持ちでない方は、ソーラークッカーの作り方の情報(動画)は非常に多くありますので、一度自作してみてはいかがですか?

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたす。