自然は最適解

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【DIY】初の電気系統の修理に挑戦!ランタンの充電用コネクタの修理は成功したのか?

電氣のオフグリッドを見据えて、極力、電氣を使用しないために、20年2月中旬頃からLEDランタンの明かりで過ごすようになりました。

LEDランタン

2年半以上経過したためか、以前から接触不良で充電を行うのに苦労するようになりました。

騙し騙し充電を行ってきたのですが、とうとう充電が出来なくなってしまったので、意を決して、初の電気系統の修理(約1ヵ月前の10月中旬)を試しました。

分解

最初に行う事は分解ですが、この分解に手こずりました。

LEDのカバーがネジ式になっていると思い、捻りますが、うんともすんとも動きません。

どんなに頑張っても動かないので諦めて、ネジ穴を見つけることにしましたが、これまた、ネジ穴も見当たらないのです。

銀色の商品ラベルの下に隠されているのでは?と、一縷の望みで剝がしましたが、見事に望みは打ち砕かれました。

どうしようもないので、本体とLEDカバーの間の緑色の所をドリルで穴を開けました。

穴を開ける

緑の部分を剝がそうと引っ張ったらカバーが取れました。

接着剤で留めてあり、経年劣化で剝がれやすくなっていたようです。

LEDカバーを取った後

後は、ネジを取り外して分解していくだけでした。

LED面を取り外した後

中華品質

上記2個の写真で、最初の"LEDカバーを取った後"の写真では、基板の周りの所々が凹んでいます。

また、"LEDを取り外した後"の写真では、右下がビス止めされていません。

これが中華品質ですね。

ネットでは「電化製品で中身が入っていなかった」等の詐欺商品や、火事の原因になる品質の商品もありますので、注意が必要ですね。

「安物買いの銭失い」で済めば良いのですが、「安物買いの命失い」の可能性があるから恐いです。

と言っても、最近の日本でも偽装問題が噴出していて、日本製の全体としての質も下がっているので、信用度は落ちていると感じています。

充電用コネクタ

充電用コネクタは、マイクロUSB(micro USB)です。

マイクロUSB(micro USB)

基板に付けているコネクタの2本の足の内、1本が抜けていました。

そのためにグラグラして、接触不良になり充電が上手くいかなかったようです。

そこで、このコネクタの付け直しをします。

ここからが初の電気系統の修理に挑戦です。

はんだ付け

抜けたコネクタの足を付ける

抜けている足をはんだ付けするのですが、これが全然上手く出来ません。

はんだが丸い玉になって上手く付ける事ができないのです。初心者あるあるです。

四苦八苦しながら取り付けられたので、充電が出来るかを確認します。

初心者で下手糞なため、はんだゴテを基板に付けている時間が長くなり、電子部品を壊している可能性が高いので、心配です。

緊張の一瞬!再通電

電池コードをコネクタに付けて通電する時が緊張の一瞬です。

付けた時に動作中のLEDが点灯すると、壊れていないので一安心です。

しかし、充電が出来ずに修理前と変わらない状態でした。

その為、コネクタを取り外して付け直すという更に上のレベルに挑戦です。

充電用コネクタを取り外す

はんだ付けされている部品を取り外すには、はんだを取り除かなくてはなりません。

そのため、はんだ吸引機かはんだ吸収線ではんだを吸い取るの一般的のようです。

特に電子工作を始めたいわけではなく、簡単な修理を行いたいだけですので、はんだ吸引機のような高額な工具はもちろん、はんだ吸収線も購入する氣がありません。

現時点では、使う頻度が少ないので余るだけだからです。

そこで、はんだ吸収線の代わりにティッシュで出来ないかと試しましたが、失敗です。

ネットで電子部品の取り外しを調べていたら、おもしろい方法を見つけたので、その方法を試しました。

・取りたい部品の足、基盤にはんだコテをあてる。
・そのままの状態で普通(ちょっと多め)に半田を盛る。(コテは動かさない)
・半田が盛れたら素早くコテを離し、基盤を半田面が下になるように机に速く、軽く、叩き付ける。

これで、だいたいのハンダはきれいに落ちます。
ポイントは、叩き付ける時のハンダの状態。
新鮮で、全体がしっかり溶けている状態で叩く。

ハンダが古くてツヤがなくなったら、取れにくいので、新しいハンダと一緒に溶かして再チャレンジ!
これを繰り返せば、ハンダはほとんど残らないです。
(表面張力より慣性が勝ってるのでしょう)

出典:はんだ吸い取りのコツを教えてください。… | 教えて!goo

何度がやっている内にポロッとはんだが取れて、コネクタを取り外す事が出来ました。

へっぽこ初心者にもできました。

素晴らしい方法ですが、基板に衝撃を与えるためにご本人がお薦めはしていません。

はんだを一度盛り直す。溶かして外す前。

充電用コネクタが取れた状態
充電用コネクタを取り付ける

今度は取り外したコネクタを付け直すのですが、以下の問題により三度目の四苦八苦。

  • コネクタの充電用の2箇所(GNDと5V)が小さくて間が狭い
  • コネクタのすぐ横に2個の別のコネクタがあり、作業がし難い

別のコネクタを一度取り外して行うのが、多分、一般的な方法だと思うのですが、取り外し→再取り付け は初心者には苦行ですので、強行突破です。

案の定、コネクタのGNDと5Vを基板にはんだ付けしている時に、別のコネクタにはんだゴテが当たってしまい、部分的に溶かしてしまいました。

そんな、すったもんだを経ながらも、なんとか付け直す事ができました。

そして、充電ができるか?の数度目の確認です。

結果

充電中を示すランプが付いて、初の電気系統の修理が、無事終了に終える事が出来ました。

と思っていたら、暫くして見てみたら充電が止まっていました。

修理をする前と同様に、電源ケーブルを下に押し下げないと充電できません。

修理は失敗に終わりました。ぬか喜びでした。

やはり、初心者には難易度が高い修理なのか?

今回の充電分が切れる頃までには、対応を考えなくてはなりません。

残念な結果でしたが壊す事なく終了し、新しい経験をする事が出来ました。感謝です。

 

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。