自然は最適解

自然は最適解

自然は無駄なことはせずに、常に最適な解を見せている。それに抗うのが人間!

【環境破壊】を止めるには、根本原因のエゴを取り除く必要がある

人間は動物の一種であり、地球および太陽の恵みをいただいて生かされているだけの、ちっぽけな生き物でしかありません。

生きて行く上で必要な「空気、水、食べ物」は、全て地球や太陽の無償の恵みをいただいて(利用させて)いるだけであり、人間がゼロから生み出せるものは何もありません

髪の毛一本も作れん人民の科学では、新し世は立て直せんぞ。
神の科学、素晴らしいぞ。
山、川、海、雨、風、皆々神の科学じゃ。
どうじゃ、人民におこせまいに。(P205)

出典:日月地神示「ゆ」巻 2007年06月06日(P204)

農作物を作っているように思うかもしれませんが、植物が自ら成長した結果を、農作物としていただいているだけです。

ただ、より美味しく、より多くなどと有益となるように、時々、人間が手を掛けているだけであって、やはり、ゼロから作ることは出来ません。

つまり、人間は生きていくには地球(自然)の恵みが必要であり、完全に依存している寄生生物でしかない事実を忘れてしまっています。

この重要で基礎的事実を忘れてしまったがために、欲望を満たすというエゴまみれになり、地球を我が物顔で壊し続けているのです。

地球からしたら、今の人間は他の生物という正常細胞を食い殺す、異常な増殖速度を持った癌細胞と言えます。

この事は、種の絶滅速度に見てとれます。

現在、科学的に認知されて名前がつけられている野生生物の数は約140万~180万種であり、予想では1,000万種から1億種になると推定されています。

毎年0.01%~0.1%が絶滅していると科学者は警告しており、1,000万種としたら、毎年1,000種から1万種の生物が姿を消している、ことになります。

[参考:生物多様性とは?その重要性と保全について |WWFジャパン(19/10/21)]

日本では、環境省絶滅危惧種のレッドリストの最新版(2020年発表)によると、3772種に上り、前回(2014年)よりも増えています。

これらは、把握できているだけの数値であり、知らない内に絶滅している種もあると考えるのが妥当だと思います。

また、恐竜時代では1000年に1種、1600年~1900年では4年に1種、1900年~1975年になると1年に1種と、恐竜時代の1000倍に達しました。

そして、1975年には一氣に1年に1000種になり、1975年から2000年では1年に4万種もの生き物が絶滅している、と言われています。

2024年の現在では、もっと数が増えているのは間違いないでしょう。

[参考:日本の絶滅危惧種と生息域外保全|環境省]

共生の輪(和)から出るだけでなく、輪(和)をズタズタに切り刻んでしまった事が自滅の危機を招き、今は崖っぷちに立っている状態です。

人類全体として次の一歩を、エゴという欲望のまま進み崖から落ちるのか、改心をしてエゴを捨てて新たな道を模索するのか、という事が全人類の一人一人に問われています。

これ以上、生き物殺してはならんぞ。
世からいなくなってしまうぞ。
元に戻れぬようになりますのぞ。
それで良いのか。
既に一線を越えておりますのじゃぞ。(P122)

出典:大日月地神示「二十一」2016年01月27日(P117)

高次元存在からのメッセージ

調和を築いて平和に永続している高次元の宇宙人や異次元の存在たちは、危機的状況にある地球人に対して改心を促すために、かなり昔から様々な方法を用いてメッセージを送っているのです。

地球をひとつの天体-その創造のプロセスも含めて、至高なる源の最も偉大な創造物-と認めている人間が、どうしてこんなにも地球を痛めつけ、破壊しようとやっきになっているのか、そのことになぜもっと驚かないの?
人間がつくった宇宙船や飛行機はあなたにとってはなじみ深く自然なものに見えるでしょうけど、あれは偉大な自然界の仕組みを砕いたり溶かしたりしたかけらでつくられたもの。
飛んでいる飛行機に乗りながら、その飛行機の部品を次々と削り取って、それでかなづちやへらをつくり、その原始的な道具が便利だと威張っている人を想像してみて。
その人はそうやっていつまでも飛行機を削り続けることはできないことに気づいていない。

出典:『アナスタシア』 (ウラジーミル・メグレ) (P257)

あるていどの科学の水準に達した、でも、やさしさや善意に欠けた文明は、 からならずその科学を自滅するように使い出すんだよ。

 

すべてのものは、みな関連し合って成り立っているんだ。偶然なんてひとつもないんだよ。でも、その連結している法則がどんなものか理解できないでいるか、あるいは、わざとそれを見ないようにしているだけのことなんだよ。

 

科学と愛のバランスが科学のほうに異常に傾きすぎている。何百万ものこういった文明が、今までに自滅してきているんだ。今、地球は変換点にある。危険そのものだよ。

出典:『アミ 小さな宇宙人』(エンリケバリオス)

現代の生活様式

生命維持に必要な食欲だけを見ても、「○○が食べたいけど作るのが面倒だ」と弁当やレトルトやインスタントの飲食品をスーパーやコンビニや自動販売機等で購入。

おにぎり1個が良い例。米を炊飯して、握るというほんの少しの手間を掛けるだけだが、面倒だからと購入。

お茶に関しても同様。お湯を沸かして作り、水筒に入れて持っていけば良いだけだが、これすらも面倒だから「買えばいいや」となってしまう。

至る所で買えるようにと、大量の自動販売機という巨大保冷庫を設置し、資源を使って日夜適温を維持している。

また、コーヒーやチョコレートなどの外国産の嗜好品は贅沢品であり、「ハレ(晴れ)」の特別な時にいただく物であり、日常(ケ)でいただく様な物ではないのです。

この様な生活の積み重ねが、我々を生かしてくれている動植物などを殺して輪(和)を断ち切り、結果的に自滅への道を歩んでいるのです。

プラスチック容器に入った遠い異国の地のコーヒーをコンビニで購入し、手に持って「持続可能な環境」「地球に優しい行動」と標榜している会社の建物に入る生活を送っていませんか?

人間は基本的に弱い生き物で、簡単に楽な方、楽な方に流れてしまいます。

以前の私も同じ穴の貉でしたから、理解できます。

しかし、環境破壊の行動を一人でも多く、少しでも多く止めるしか、自滅を防ぐ方法はない時期に達しています。

環境破壊を少しでも和らげるための実践例

豆腐は好きで食べたいのは山々ですが、もう何年も自分では購入して食べていません。

普通にスーパー等で購入すると、地産地消とは言えない距離を運んでいる場合があります。

また、プラ容器に入った豆腐を購入することになり、容器のリサイクルにも資源の浪費が必要です。

近辺に容器持参で購入できる昔ながらの豆腐屋があれば、気兼ねなく購入できるのですが、ないのが残念です。

そうすると自作する事になるのですが、豆腐の元の豆乳を作るだけで面倒で、特に後片づけが大変です。

更に豆乳から豆腐にするのに調理が必要で、ガスという資源を浪費します。

山の中で薪などを使用して作成する分には、地産地消環境負荷が小さくて気兼ねなく作成できるのですが、ガスは外国から大量の資源を浪費して輸入しなくてはなりません。

それなら大豆入りご飯として炊飯をすれば大豆の栄養は得られる訳で、別に豆腐を調理する時よりも資源の消費が少なく出来ます。

この様な理由で、多少のやせ我慢をして豆腐の購入をしていません。

これは一例ですが、環境破壊・負荷を少しでも和らげるには避けて通れません。

いろいろと自滅へのシグナルが出てきていますが、それでも目先の快楽を優先しますか?

www.jiji.com

先住民は必要以上の魚や動物を捕らず、1万年以上も生態系を守りながら生きてきた。われわれもその知恵を学ぶべきだ

出典:世界有数の漁場に異変 「亜寒帯化」で生態系影響…:時事ドットコム(24/10/15)

一人一人が少しずつでもエゴ(欲望)を手放さない事には、抜本的な解決は出来ないと強く思っています。

一氣に100から0には出来ないですし、慣れるまではストレスが高いと思いますので、無理をせず、少しずつ少しずつ変わり、環境破壊を減らしましょう。

他人は変えられません。変えられるのは自分自身だけです。

良いか、人民みなみな、政のあり方変わるのであるぞ。
魔物作りた支配仕組みは、もう要らんのぞ。
皆々喜ぶ政、いたすのであるぞ。
草木、虫けら、獣まで、世界中の人民笑って暮らせる仕組みに変えて参るのじゃ。
人々の意識変われば世は変わるのじゃ。
意識変われば早う変えられますのじゃ。

悪魔らに縛られ、悪魔の僕ばかり喜ぶ政してきたゆえ、見て分かるであろう。
皆々苦しくなりておるのじゃから、悪魔らもうこの地にいなくなりたから、新たな神靈政治にせねば地の掃除洗濯出来ぬのぞ。(P221)

出典:大日月地神示「四十一」2016年12月27日(P220)

ネイティブアメリカンの教え

一万年以上も続き争いがなかったと言われる縄文時代の言葉は残っていませんが、縄文時代と同じ様に自然を大切にして生きてきたネイティブアメリカンの貴重な教えは知る事ができます。

立つ者の許しなく生きた木を切るのは、生命の殺害です。
切り倒されるのが自分の子供ならどう感じるか自問してみましょう。
そうすれば植物族の痛みがわかります。(P47)

 

今見つけたキノコをすべて採ってしまったら、森で育つ次の世代の食べ物がなくなってしまいます。
今日与えられた豊かな実りを私たちが不当に利用したため、私たちの曾孫が飢えて死んでしまうかもしれないのです。(P268)

 

食べ物を分かち合う行為には、部族のすべてが満たされ、誰も飢えさせないことが尊重されました。
食べ物は分け合うものだったのです。
この分かち合いが部族の輪を強くしました。(P285)

出典:『アメリカ・インディアンの聖なる大地の教え』(ジェミー・サムズ)

今晩食べるものがない!という恐怖は、身にしみついて、いまでも忘れることができない。
だからこそ、植物を根絶やしにしないよう、ほかの人やあとの世代のことも考えて、
本当に必要な分しか採らない
という配慮と習慣が身についた(P66)

 

何をするにも明日のことはもちろん、七世代先のことまで考えるのが不文律。
狩猟も漁も採集も必要最低限にとどめ、飢えが満たされたら無駄食いはせず、残りは将来の飢えに備えて保存食としていたから、現代人のように過食から病気になることなどなかった。(P69)

出典:『アメリカ・インディアンの心もからだもきれいになる教え』(エリコ・ロウ)

最後の木が切り倒され、最後の川が汚され、最後の魚が獲られたとき、
人は初めて金銭を食べるわけにはいかないと気づくだろう。
(クリー族の予言者)(P124)

出典:『ネイティブ・アメリカン幸せを呼ぶ魔法の言葉』(ケント・ナーバーン)

大日月地神示の教え

人民の食べ物は世の元から決められておるぞ。
人、獣殺すなよ。
友であるのじゃぞ。
殺され嘆き苦しんでおるぞ。
生き物それぞれの食べ物あるぞ。
決められておるぞ。
すべて元から決められて創っておるのじゃから、人民は生命の仕組み壊すでないぞ。
仕組み壊せば次々崩れてみな苦しむぞ。

因果であるのじゃぞ。(P50)

出典:大日月地神示「八」2015年12月31日(P47)

良いか、人民ばかりの喜び求めて下さるなよ。
己ばかりの喜び、我良し、恥ずかしきことぞ。
獣、虫けら、草木に至るまで、皆々必要であるから生きておるのじゃぞ。
海の物、山の物、川の物、土の物、この世に生きるすべての物、喜び世にいたすのじゃぞ。
時来たゆえ厳しく申すぞ。
人民、悪自由に慣れ過ぎて、まこと神霊(かみれい)(こと)に耳貸さぬゆえ、ますます苦しむのぞ。(P92)

出典:大日月地神示「十七」2016年01月12日(P91)

ようく目見開いて、世の中見てみなされ。
海も山も川も皆々、獣ら地から消されておるぞ。
日々もがき苦しみ人民らに殺されて、靈となりて訴えておるぞ。
助けてくれと鳴いておるぞ。
人民には聞こえぬか。
苦しみ訴える獣らの叫び、聞こえぬか。
聞こえぬまで靈質堕ちておるぞ。(P93)

出典:大日月地神示「十七」2016年01月12日(P91)

金も無くしてゆくのぞ。
ただの紙切れ、金属ぞ。
皆々世界中で分け合う仕組みいたすのじゃ。
有る所は無い所へと分けるのじゃ。
皆々食べられるように生きられるように、何もかも分け合う仕組みいたすのじゃぞ。
獣、虫けら、草木に至るまで、必要であるから生かしておるのじゃから、生かさねばならんのじゃぞ。
人民、今までのように壊し汚し殺すでないぞ。
悪自由らんぞ。
新たな世の法であるぞ。(P108)

出典:大日月地神示「十九」2016年01月15日(P104)

参考動画

www.youtube.com

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。

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