20年、21年と氣が向いた時に数回程、ソーラークッカーによる玄米の炊飯に挑戦してきましたが、上手くいかず半ば諦めていました。
しかし、去年(22年)の10月に容器をアルミに変えて再挑戦し、やっとある程度満足する炊飯が初めて出来ました。
成功体験を得たので、以後は天気が良い日は炊飯に挑戦するようになりました。
そこで、過去の失敗事例と22年11月の一カ月間の結果と氣付いた点を纏めます。
過去の失敗事例
20/08/16
快晴
白米3/4合+玄米1/4合 スチール缶に入れて、お米の少し上位まで水を入れる。
9時15分頃から開始し10時50分頃に確認したら、水がなくなっていた為、中に入れて保温。
昼食で食すが、芯が残っていて底の方に水が少し残っていた。
2/3ほど食べた後で、不味さの為にギブアップ(夕食用に回す)
20/08/17
快晴(前日より若干日が弱く、風も少し強い)
米1合をお湯が沸くまでスチール缶に入れて保温。
お湯が沸いた時点で、米を缶からステンレス鍋に移して、お湯180ccを入れて11時30分頃から14時0分~30分頃?までソーラークッカーで調理。
見た目は良かったが、夕方食べてみたらまだ米が固く、昨日よりは若干良いが不味いままである。
21/02/20
快晴
玄米1合+麦0.25合(25cc)+大豆15gを9時45分から11時30分頃まで、エコ作で炊飯。
玄米は炊けたが、1時間45分かけても大豆は芯が残っていた。
また、大豆は食べられないほど不味いわけではないが、圧力鍋に比べて美味しさが劣る。
夕食用の炊飯をステンレス鍋で12時から開始。
15時過ぎに確認したらぬるま湯状態で、16時過ぎまで行うが失敗。
※エコ作で作るのが一番効率が良いのですが、ご飯がガラス管に引っ付き、且つ管が細いため、その後の洗浄が非常に面倒な事から、日々使用するには向いておらず使用を断念です。
初成功
今まではステンレス鍋やスチール缶で行っていましたが、熱伝導率が高いアルミ缶(黒ビニルテープを巻く)に変え、且つ玄米半合で行ってみました。
熱伝導率(25度)は、ステンレス鋼:16、鉄鋼:43、アルミ:250
22/10/20(木) 快晴
8時過ぎから開始し10時過ぎに確認したら、期待の持てる見た目で10時半頃に食べる。
圧力鍋のような美味しさや柔らかさはないが、ホクホクしていて美味しい。
やっと、それなりに食べられる炊飯に初成功!
入れていた大豆は芯が残っていたため、その後も継続してクッカーで調理。
11時30分近くで食べられる程になり、大豆は快晴で3時間以上は必要。
11月一カ月間の調理
11月の一カ月間、ソーラークッカーで炊飯(玄米1合)を試して、どれ程、ガスを使用せずに調理ができるのか記録を取ってみました。
左側:昼食、右側:夕食
○:成功
△:我慢してなんとか食べられた
▲:失敗。その後、主にガスで炊飯
×:悪天候(強風も含む)で試さず。主にガスで炊飯
結果 | 日数 |
---|---|
○○ | 12日 |
○△ | 2日 |
△○ | 2日 |
▲△ | 1日 |
▲▲ | 1日 |
ガス(2日分) | 6日 |
オイル(1日分) | 1日 |
味噌汁もソーラークッカーで作成してますが、ぬるい場合でも、そのまま頂く事が多少ありましたが、ガスで8回温め直しています。
※ガス炊飯している時の廃熱利用による味噌汁の温め分は含めていません。
11月前半が非常に天氣が良く快晴が続いたので、半月の16日分の炊飯に成功しました。
ですが、圧力鍋とガスの高火力による炊飯の美味しさにはかないません。
また、最初は天氣が良くても途中から曇りがちになり、芯が残った状態になり我慢して食する場合がありました。
昼食が▲の場合に、夕食の天氣の回復に賭けて2日試してみた結果が、▲△、▲▲です。
雨や曇天、強風の場合は、仕方がないので最初からガスで2日分炊飯しますが、2日分を炊飯する理由は効率を考えての事です。
実際、冬に突入しつつある時期でしたので、予報も含めて翌日も天氣が悪い日が多かったです。
ちなみに、12月は快晴の日が少なく日差しも弱い為、ソーラークッカーで調理する事が殆ど出来ませんでした。
氣付いた点
快晴が絶対条件
ソーラークッカーで炊飯を成功させるには、快晴が絶対条件です。
単なる「晴れ」では駄目です。
そして、その快晴がずっと続き最低でも2時間以上熱して玄米1合がそれなりに満足して食べられる状態になります。
無理をしない
少しでも天氣が良ければ、成功する事を期待して試します。
しかし、最初は天氣が良くても途中から崩れてくる事がよくあります(特に秋以降)。
昼食で失敗した時点で、夕食を含めた或いは翌日分も含めた2日分を炊飯します。
あまり天氣が良くない場合は、最初から諦めるのが手かもしれません。
容器が重要
- 熱伝導率が高いアルミ製容器を使用
- 熱吸収率を高める為に、黒色を使用
- 熱を逃がさない為に、カバーを被せる
(23年01月05日:追記・修正↓)
使用しているクッカーについては、下記の記事を参考にして下さい。
恵みはいっぱい与えられている
電気・ガス・水道は非常に便利ですが、その「便利」の裏で
毎日、毎日、太陽(日の大神)、地球(地の大神)は
その恵みは、身の周りに溢れているのです。ありがとう御座います。
「ソーラークッカー」を使えば、その恵みを手に入れ、地球への負荷を減らせます。
皆さん、有難く使わせていただきましょう!
真の神は、喜び与え続けておるゆえに、これ以上喜び与えられぬのぞ。
人民、己で喜び深めるのみぞ。
分かりたか。
真の神、日々拝みなされよ。
拝めば拝むほどに喜び深められますのぞ。
拝むとは、感謝申し上げることぞ。(P190)出典:大日月地神示「三十五」2016年07月04日(P189)
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。