今回の記事の内容は約1ヵ月程前の11月中旬頃の話ですが、他にも色々と行っていた事があり、久しぶりの記事の更新となりました。
さて、本題のランタンの充電用コネクタの修理ですが、2回目も物の見事に失敗に終わってしまいました。
最初に付いていたマイクロUSB(メス)のコネクタでは小さすぎて難易度が高いので、「どうすんべか?」と第3弾の苦闘の始まりです。
USB(type-A)を利用
ずっと思案をしていた結果、以下の理由から普通のUSB(type-A)のコネクタを付ける事にしました。
- 100均などで手軽に手に入るUSBケーブルからコネクタを入手できる。
- コネクタも大きいのでハンダ付け作業も行い易い?
USBケーブルからコネクタの取り出し
まず、ケーブルからコネクタを取り出すことに挑戦です。
1.ケーブルの皮膜やカバーをカッターなどで傷をつけ、ラジオペンチなどで取る
2.電線の保護カバーをラジオペンチなどで取り、端子箇所を出す
3.付いているハンダを取って、電線を端子から離し、コネクタを取り出す
問題の発生
コネクタを基板に取り付けるのですが、ミニコネクタの場合はコネクタ本体が基板の上に乗りますが、今回の場合はコネクタは基板の上に乗せる事はできません。
そのため、端子部分だけでコネクタ本体を支えなくてはなりません。
これでは、数回の充電操作どころか一回目で取れてしまい、即「終~了~」の可能性が大です。
中々良い案だと思ったのですが、問題が見つかり振り出しに戻ってしまいました。
ワニクリップの利用
「元通りにマイクロUSBを取り付けるしかないのか?」と思い、購入の考え直しも選択肢に入れつつ、色々と思案をしてました。
そして、ワニクリップの利用が思い浮かびました。
- コネクタの代わりに、針金等の細い金属棒をプラスとマイナスにハンダ付けする
- 充電ケーブルの電線と金属棒をワニクリップで挟み、充電する
基板に金属棒の取り付け
基板のプラスとマイナスの端子位置に細い金属棒をハンダ付けします。
ワニクリップが接触してショートしてしまってはいけませんので、少しでもリスクを減らすために、V字型にして距離を確保しました。
修理が完成したので元の状態に戻して、充電を試します。
利点
- コネクタを使用していないので修理が非常に簡単
- コネクタを購入する必要がなく、部品が手に入り易い
- 貢物(消費税=支配層の応援)を少なくできる
閑話休題
ちなみに、この金属棒は道端にゴミ捨てされていたエアコンのリモコンの乾電池のホルダー金属を利用しています。
修理をする数日前の散歩中に拾い、拾った時は「なんでリモコンが落ちているんだ!しかも3個も。不燃ゴミか・・・」と思いました。
分別する時に「中の基板等の部品など、今後使う時が来るかも?」と思い、分解して取り出した物です(ネジも資源として保管。小さいネジは貴重です)。
早速、有効利用するとは思いもよらなかったのですが、上手く事が運び「導かれている!」としか思えません。そう思いませんか?
毎度、緊張の充電確認
本当に充電による動作確認は緊張の一瞬です。
充電が上手く行っているのを見た時は、
「良し!良し!やっと修理が完了した!」
「電気系統の修理に初成功!ばんざ~い!」
と、本当に嬉しかったです。
これで、電気系統の修理にほんの少しですが免疫が付きました。
また少し成長できました。ありがとう御座います。
これで、ランタンの充電用コネクタの修理は「閉店ガラガラ」
修理後の再修理
金属棒を出し過ぎていたため、使用中に色々と当たって取れてしまったのと、危険な為、再ハンダ付けした後に短く切りました。
また、USB充電ケーブルのマイナス電線が切れてしまい、皮膜を剥いて電線部分を出してハンダを盛り付けました。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。