以前から料理時の廃熱利用について書いていますが、今日、危険な事故を起こしました。
それは、水蒸気によるアルミ缶スチール缶の破裂です。
柔らかったのでアルミ缶だと思っていました。
下の写真を良く見るとスチールの文字が・・・。
(22年10月04日:追記・修正)
水を満杯にすると熱湯にはならないので、熱くしたかったため非常に少量の水(50cc程)にしました。
そして、蓋をしめて何時ものようにコンロの周りに置き、玄米ご飯の炊飯を始めました。
炊飯途中、突然「ボンッ!」と大きな音が・・・。
アルミ缶の蓋が吹っ飛び、残り少ない水が零れました。
少量の水であったため沸騰して水蒸気になり、密閉されていたので圧力に耐えられなかったようです。
その結果が上の写真です。
蓋は変形し、中のパッキンが熱で溶けて三菱のマークになっています。
本体の方は変形はしていませんでした。
大事な教え
何時ものように水をある程度入れていると温水になる程度なので、今回の破裂は全くの想定外でした。
今回は惨事にならず「想定外」で済ますことができました。
吹っ飛んだ蓋が眼鏡に当たって眼鏡が割れ、目に大怪我、最悪失明する事も考えられます。
そのような大惨事にならずに、「大難が小難になり、守っていただいた」と感謝するとともに、嬉しくなりました。
教訓を活かす
大惨事が発生する前の小難の内に、事象を教えとして受けとめなければなりません。
労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常(ヒヤリ・ハット)が存在するというもの。
人間は同じ失敗を繰り返し易いです。
特に慣れが出てきた時が危ないので、直ぐに対策をしました。
再び少量の水を入れてしまう可能性があるので、別の小さなアルミ缶の蓋に蒸気穴(真中)を開けました。
通常の缶も開けるのが本当ですが、水を一杯にしますし、横にして温めるので現時点では対策は行いません。
このような事故の発生の可能性がありますので、行う方は安全に氣を付けて、自己責任で行って下さい。
shizen-saitekikai-220101.hatenablog.com
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。