料理の時に"ただ捨てているだけ"の廃熱を有効利用できないかと模索しているのですが、ある方法が思いついたので試してみました。
それは、銅線などの金属線を利用した熱移動による温めです。
この方法で"銅管を使った方法"と同じ位の温水が作れれば、銅線などを使い工作が楽になり、他にも使い道が出てくると思ったからです。
方法
道端に捨てられていたアルミ缶を使用しました。
出来るだけあるものを有効利用し、新たな資材を購入するという環境負荷を減らすためです。
- アルミ缶の上下をハサミで切って板状にする
- 圧力鍋の高さに合わせて切断
- 切断した板をホッチキスで繋く。水の入った容器に浸かる長さにする
- 繋いだ板を容器の水に浸からせる
- できるだけアルミ板を鍋に密着させて、料理を開始
結果
水(450ml)が22.6度→24.2度になっただけで、全然期待通りの熱移動ができませんでした。「ざんね~ん!(波田陽区)」
主な原因は、以下の通りだと思います。
- 板を鍋に密着できていなかった
- 空気中への放熱が多い
通常のアルミ缶を置く方法は、22.8度→53.0度と約30度の上昇です。
アルミ缶が受けた熱の放熱が、水か今回の実験のような空気中かの違いだと思われます。
アルミ板を鍋に密着しつつ断熱を行えば熱移動が多くなり実用に耐えられるかもしれませんが、「工作等の手間と効果を考えると実用的ではない?」との考えです。
断熱をするのであれば、現状のアルミ缶への断熱をする方が良いと思います。
shizen-saitekikai-220101.hatenablog.com
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