自然は最適解

自然は最適解

自然は常に最適な解を示してくれる。

映画「インターステラー」に導かれて

クリストファー・ノーラン監督のSFアクション映画「インターステラー」(2014年11月22日公開)を、約7年半後に5回目(映画館で4回)の鑑賞をする事になりました。

「えっ!そんな前の映画だったっけ?!」という驚きと年月の流れる早さに戸惑った次第です。

見ることになった経緯

そもそもの始まりは、Amazonで買物をした時に、どこでそうなったのか分かりませんが間違って"Prime”に加入させられた事です。

この切っ掛けがなければ、鑑賞はありませんでした。

また、2時間46分と長い事もあって、Prime最終日だったのですが見るのが面倒になってきて止めようと思いましたが、結局は見ることに氣が変わりました。

「人生の全ての出来事には意味があり、完璧なタイミングで起こる」と言われていますので、学びや氣付きのために「誘導されたのかな?」と思っています。

今までと違う視点での鑑賞

公開当時では靈的目覚めをしていなかったため、ストーリー展開や映像などに注目が行っていたのですが、目覚めた事で以前ではあまり氣にしていなかったセリフなどにも注目ができました。

その結果、この映画は「愛についての物語」である事をより強く思い、新たな氣付きを得る事ができました。感謝です。

セリフ

時間は酸素や食料と同じ大事な資源(アメリア博士)

私たちは一秒ごとに確実に卒業(死)に向かって進んでいるのですが、よく「明日でいいや」と確実に明日が来ると思いこんで、先延ばしにしたりします。

まだまだ、この言葉のように大事な資源と認識できておりません。

「もし、今日死ぬとしても、後悔せずに死ねますか?」の問いに、全く躊躇する事なく「後悔はない」と言える人だけが、本当に理解できる言葉だと思います。

 

マン博士の惑星かエドマンズ博士の惑星のどちらに行くかの選択を迫られた時、アメリア博士は、既に信号が途絶えているエドマンズの惑星の方を推薦した。

何故なら、アメリアとエドマンズは恋人関係であり、その事をクーパーに指摘された時にアメリアが言った言葉。

私たちは理論に縛られすぎてきた。
愛は人間が発明したものじゃない。
愛は観測可能な"力"よ。
愛には特別な意味がある。
理解していないだけ。
愛は私たちにも感知できる。
時間も空間も超える。
愛が未知の力でも信じていい。

私たちが備えている「愛」をより深めることが、人間として転生してきた最大の目的のようです。

全ての創造の元になっている未知のエネルギーが、人間が「愛」と言っているものだと思います。

当然ながら、超超超難度の課題であり、少しでも成長するように頑張るのみです。

日の民、真に生きて下されよ。
他、愛しむ生き方なされて下されよ。
日の民、元の元の元の民ぞ。
他、愛しむこと喜び生きる和の民でありますぞ。
目醒ませよ。
愛に生きなされよ。
和の民の真の教えでありますぞ。(P191)

出典:大日月地神示「三十五」2016年07月04日(P189)

 

マン博士が行った惑星で、マーフからのブランド教授の死と事実を隠蔽していた事(※)を告げるビデオレターを見て茫然とするクーパーとアメリアに対し、マンが言った言葉が人間の本質を端的に現わしています。

※出発前に重力方程式を既に解いており、スペースコロニーによる人類救出のプランAは不可能であり、新天地の惑星で人類の凍結受精卵による種を保存するプランBしかない事

公表すれば、人は"種"ではなく自分自身や家族を守る。
人間の進化はその程度だ。
家族や友人には献身的になれるが、その感情は個人の領域を出ない。

こんな壮大な問題では当たり前の行動でしょうが、普段の生活においても垣間見る事ができます。

近年でも、マスクやトイレットペーパーの買い溜め騒動があり、”自分さえ良ければ”の顕著な事例です。

家族や仲間は救うが、それ以外は苦しんで助け呼んでいようが、死んでおろうが、見て見ぬ振りするようなお人は、邪心に取り憑かれておりますのぞ。
そなたの心にも住み着いておらんかのう。(P308)

出典:大日月地神示「六十三」2017年10月19日(P307)

おすすめ

人類存亡を賭けた困難な挑戦を「愛」をテーマにして壮大な話に出来上がっています。

量子物理学や相対性理論などの知識がなくても十分に楽しむ事ができますが、あればより楽しめます。

全ての伏線が最後に回収されるストーリー展開、"ワームホール"や"ブラックホール"などの宇宙空間や最後の次元描写の映像美は必見(特に大画面)です。

おすすめの映画で、ぜひ楽しんで下さい。

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読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。

23年03月11日:追記・修正