自然は最適解

自然は最適解

自然は常に最適な解を示してくれる。

【生活の知恵】毎日と二日毎の炊飯による、ガス消費の違い

炊飯は二日分を炊いているのですが、毎日炊いた場合と比べてどの位のガスの使用量が違うのか調べてみました。

都市ガスを使用しているのですがガスの使用量を計れないので、卓上ガスコンロのガス缶の使用量(重さ)から算出しました。

  一日分 二日分
お米+大豆(g) 360+40 (約2合半) 720+80 (約5合)
水量(cc) 250 450
水温(度) 42.7 30.5
気温(度) 12.9 13.5
ガス使用量(g) 19.5 28.0

二日毎の方が約30%弱もガスの消費量が少ない結果となりました。
(28.0/(19.5*2)*100=71.8%)

二日分の水量が少なくなる事と計測の多少の誤差があることなど、二日毎の結果が不利になるように考慮しても、約25%程は効率が良いと考えています。

二日目のご飯は水分が抜けてパサパサになるので、美味しくするために温め直す必要があります。

黒く塗ったステンレス製の鍋に少量の水と一緒に入れて、ソーラークッカーで温めています。

が、天気が悪い場合は温める事ができませんので、たまに蒸し直したりします。

太陽熱クッカーによる調理

ソーラークッカー。後ろの瓶で味噌汁を温める。

その事を考慮し、二日分を炊飯した方が約20%程のガスの使用量を減らせるとの結果に至りました。

ただし、ガスコンロのガス缶による計測のため、都市ガスの場合はどの程度の差なのかは分かりませんが、ガスの使用量を減らせることは間違いありません。

炊飯する時にステンレス製の圧力鍋を加熱する必要があり、一回分の使用量が必要ないことが、使用量が少なく済む大きな要因だと思います。

毎日、炊き立てのご飯でないと気が済まない人にはお勧めできませんが、光熱費を削減したい人は参考にしてみて下さい。

私は、ほぼ一年中「まんが日本昔ばなし」に出てくるような一汁一菜の生活に落ち着きましたので、天気が良ければ二日目の食事に関してはガスを使用する事はありません。

少しでも資源の消費を抑え、地球への損傷を減らすためのエコ活動の一環です。

ちなみに、鍋は約30年ほど前の大学時代に購入した物で、ガラスの蓋とともに黒くスプレーしました。

読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。