アメリカ在住で普通の主婦であったベア・ジョンソンさんが劇的にゴミを減らしたことを記した本が『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(2016年出版)です。
なんと一年間のゴミの量は、夫・子供2人の4人家族で小瓶に入りきる1リットルにも満たない量です。
そして、実践しているのが下記の5Rの考えです。
1.Refuse(リフューズ)断る
レジ袋やビニール袋を筆頭に、箸、スプーン、ストローや試供品など、使い捨てのものや不必要なものを断る。
2.Reduce(リデュース)減らす
本当に必要かどうかを考えたり、友人・知人から借りたり、シェアやレンタルを利用するなどして購入を避ける。
3.Reuse(リユース)繰り返し使う
一度使ったら捨ててしまうようなものではなく、マイバッグやマイボトルなど、何回も使えるものを選ぶ。
4.Recycle(リサイクル)リサイクルする
資源ゴミに出したり、人に譲ったり、フリーマーケットやリサイクルショップで処分したりする。
製品がリサイクル可能かどうかを含め、製造から廃棄に至るまでのライフサイクル全体を考慮して購入する。
5.Rot(ロット)堆肥化する
野菜くずなど自然素材のゴミをコンポストで処理する。
プラスチック製品ではなく、綿や麻、木材など土に戻すことができる自然素材のものを選ぶ。
この本は全351ページで、最初の50ページ程ははじめた動機や基本原則などについて、残りは生活のシーン毎の実践方法について記載されています。
気楽に読めますので、一度読んでみることをお勧めします。
そして、自分のできるところから少しでもよいので始めていただけたらと思います。
具体的な内容は、別記事に載せます。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。