同時調理で地球に家計に優しく で予告した別の方法です。
それは、廃熱を利用した料理です
以前から圧力鍋(ゼロ活力なべ(M))で料理をしているときに思っていたことですが、シュッ!シュッ!と出ている蒸気をもったいないと思っていました。
なんとか有効活用できないかな?と考えたのが、上の写真の方法です。
底を缶切りで切り筒状にした空き缶を蓋の上に被せて、蒸気の排出口の高さを確保しています。そして、別の鍋を上に乗せて同時に調理をします。
※蒸気の水滴で蓋が汚れてしまうのが難点です。
それと同時に、
アルミは熱伝導率が高く、熱しやすく冷めやすいため、火を消して暫くしたらコンロの周りの缶のお湯は、保温容器に入れて保温しています。
蒸気が解放されきるまで時間があるので、蓋の上の容器のお湯は別の保温容器に入れて、再び水を入れて更にお湯を作っています。(あまり温度は上がりません。)
蓋からも熱が出ているので、蓋の上にも置いています。
※アルミ缶は蓋をしっかりと閉めないと、水が漏れてしまいます。
食事の後の洗いものなどに、ぬるい湯から優先的に使っています。
夕食後の洗いものも保温しておいたお湯を使えますし、サーモスの断熱ケータイマグに入れたお湯は、翌朝でも使えます。
空気層を作れば保温力が高まるので、袋に入れた後にタオルを被せて発砲スチロール箱で保温をしています。
11時頃に保温を開始して、使用時の18時前の温度は約35度でした。
洗いものには十分すぎる温度です。
圧力鍋、ガスコンロの使用者に限りますが、工具を買い揃えることもなく、難しい工作(DIY)も必要なく、直ぐに実行できる非常に良い方法だと自負しております。
アイデアと工夫と少しの手間を惜しまなければ、貴重な資源の消費と母なる地球への負担を減らしながら恩恵を受けることができます。
お役に立てれば幸いです。
読んでいただきありがとうございます。ご縁に感謝いたします。
22年09月03日:追記・修正
shizen-saitekikai-220101.hatenablog.com